年度があらたまって最初の重賞は3歳戦が2鞍。まずは笠松の新緑賞。
今年4戦4勝で、レースごとに強さを増しているサチコゴージャスがどんなレースを見せてくれるか。前走の若草賞は牝馬限定とはいえ、後続を引きつけての逃げから直線でもほとんど追われることなく大差の圧勝。前々走の園田ユースカップで東海・兵庫の牡馬トップクラスを一蹴しているだけに、ここは不動の本命。
逆転の可能性があれば、1月のゴールドジュニアを制したケイゾク。ただ、前走スプリングカップでは逃げて6着に沈んでいるように、強いときは強いけどダメなときはさっぱりというアテにしにくいタイプだけに、狙いにくい馬ではある。
サチコゴージャスは、父があのメイセイオペラを出したグランドオペラ。ケイゾクは、宇都宮の二冠馬カルラネイチャーの産駒。いずれも地方競馬になじみの血統だけに、期待したいところ。
ケイゾクが崩れたときの押さえとしては、復調気配のカキツバタフェローに、近走中央遠征以外では好走を続けているプリンセスアイリ。
◎サチコゴージャス
○ケイゾク
▲カキツバタフェロー
△プリンセスアイリ
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兵庫三冠緒戦の菊水賞は、園田ユースカップでまさかの5着に敗れたアルアルアルが回避して混戦模様。
ここは、パセティックシーンに賭けてみたい。ここまで5戦して、敗戦は園田ジュニアカップでアルアルアルの3着のみ。年明け後は1月30日のT1特別を1勝したのみだが、ここまで戦ってきた相手を見れば、ここで一発があっても不思議はない。
実績からは、園田ジュニアカップでアルアルアルの2着だったバンバンバンクが人気となりそう。
前走でそのバンバンバンクを負かしているウタマロボーイ、重賞初挑戦だがデビューから6戦5勝、2着1回のナムラネプチューン、1月の園田クイーンセレクションの勝ち馬で、今回岩田康誠騎手が鞍上のニックバイエフオー、印がまわらなかったもののここ3戦連続2着のディアースパークルあたりまでチャンスがありそうだ。
◎パセティックシーン
○バンバンバンク
▲ウタマロボーイ
△ナムラネプチューン
△ニックバイエフオー