いよいよ今年もあと3日となった。オッズパークの競馬場では大晦日イヴ(とは言わんか)には2つ、大晦日にはなんと5つも重賞が行われる。
年末はただでさえ飲む機会が多く、それだけで財布の中身がどんどんと軽くなっていくのに、さらに馬券で負けると大変なことになる。
いや、兵庫ゴールドトロフィーは断然人気のメイショウバトラーが思わぬ凡走ですでに財布は軽くなってきているのだ。
決して大儲けまでは望まないので、せめて馬券で飲み代の補填ができる程度には当たってほしいもの。
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というわけでまずは笠松のライデンリーダー記念なのだが、これは難しい。移籍緒戦の馬が2頭いて、初顔合わせとなる対戦が多いからだ。
笠松の既成勢力では、ジュニアクラウンで2、3着だったトミノダンディ、オーナーズクリークに、デビューから2連勝のマルヨフェニックス。
転厩組は、旭川・フローラルカップ2着で北海道から移籍してきたビヨンザシーに、水沢・白菊賞を制して岩手から移籍してきたオーナーズスキャン。
馬券になるのはここらあたりの馬だろう。で、ここはジュニアクラウン2着のあと、JRAで揉まれてきたトミノダンディから狙ってみたい。
相手には水沢で2連勝の勢いでここに臨むオーナーズスキャン。以下、ビヨンザシー、オーナーズクリークで、マルヨフェニックスは持ちタイムが見劣りするが、2連勝はいずれも楽勝だけに一発の可能性も捨てきれない。
◎トミノダンディ
○オーナーズスキャン
▲ビヨンザシー
△オーナーズクリーク
△マルヨフェニックス
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そして園田ジュニアカップ。
ここは兵庫ジュニアグランプリGIIIで地元の期待を背負い3番人気に押されながらも5着に敗れたタッカーテンビーが断然。勝ったトロピカルライトには差をつけられたが、それ以外とはそれほど差のない競馬だった。
相手も同じく兵庫ジュニアグランプリGIIIに出走(10着)したゴールデンウィークでいいだろう。ここに出てきた何頭かとはすでに対戦しているが、タッカーテンビー以外には決定的な差をつけて勝っている。
兵庫ゴールドトロフィーではメイショウバトラーがらしくないレースで人気2頭の一角が崩れたが、ここはこの曾和厩舎の2頭でしかたないように思う。
3着争いは勝ったり負けたりのメンバーで甲乙付けがたいが、セイザンブルーム、パディフィールド、スピーディバロンあたりだろうか。
ただこの3着争いグループは、上位2頭に真っ向勝負にいけば惨敗もあるだろうし、逆に着を狙いにいけばそれなりの好走もできるだろうし、そのあたりの取捨が難しい。
◎タッカーテンビー
○ゴールデンウィーク
△セイザンブルーム
△パディフィールド
△スピーディバロン