続いては、見事年度代表馬に輝いたイグナイター陣営のコメントです。
「ずっと獲りたかった賞を受賞することができて、非常に嬉しいです。
昨年は一年を通してJRAの馬たちと戦って力を出してくれました。
勝ったレースはもちろん嬉しかったですが、負けたけれど南部杯はとても印象深いです。
勝つチャンスがあるなと感じる内容でした。
もともと少しトモがゆるいのですが、成長してしっかりして来ましたし、精神的に落ち着いて来ました。
馬体重や疲れというところを特に気にしながら調整しています。
今年はかしわ記念や、もう一度南部杯にチャレンジして、そこで勝ちたいです。
今年に関しては、中央への遠征は考えていません。挑戦するなら来年ですね。
次走は黒船賞です。
前哨戦が昨年以上のパフォーマンスでしたから、今年も期待しています。
大目標はまだはっきりしていませんが、南部杯かJBCスプリントか。今年も皆さんとともに喜べるようなレースをしたいです」
田中学騎手
「ありがとうございます。年度代表馬を受賞するような馬に出会えたこと、そういう賞を獲るために少しは貢献できたかなと思うと嬉しいです。
昨年一番印象に残ったレースは...南部杯は僕としては不本意なレースになってしまったと思うので、それがとても印象に残っています。これからの課題に繋がるレースでした。
いい位置を取れて、4コーナーを回った時にインをついたことがああいう結果になったので、決して力負けではなかったと思います。競馬にタラレバはないですけど、4コーナーでもう一つでも外に出せていたら...。そこが反省点です。
初め乗った頃はすごく行きたがる操作の難しい子だなという印象でしたが、高知や名古屋に行くようになって、レースが上手になって、自分で息を入れるのが上手になりました。
出るレースは年度代表馬として全部勝ちたいと思っています。
昨年の暮れは地元園田のダートグレードで不本意な結果になってしまったので、正直に言うと今年初戦の高知も不安な気持ちはありました。
騎手が弱気になっているのが情けないくらい強かったですね。今年は昨年以上に結果を残せる馬になると思います。
どこのレースでも勝ちたいですし、やはり地元でJRA馬を相手に勝ちたいという気持ちは強いです」