*19日(月)金沢 第11R『金沢プリンセスカップ』 1400m 17:25発走*
デビューから圧倒的な力で4連勝中のショウガタップリを本命にします。
名前の由来は生姜かと思いきや、「賞がたっぷり」とのこと。
その名前の通り、たくさん勝って賞がたっぷりになりそうな素質馬ですね。
デビュー2戦目にはマリンデュンデュン(新馬戦を圧勝した評判馬)を馬なりで交わし、4戦目の前走の勝ちタイムは同日の古馬B級よりも速いという...。
高橋俊之調教師のお話では、「実践に行くと想像以上に頑張ってくれる馬。一番の武器はハートの強さではないかと感じています」と話してくれました。
これだけの強さですから、すでにこの先の遠征計画もあるほど。
ここは通過点として圧勝し、ぜひ他地区へ遠征して欲しい逸材です。
対抗は同じく高橋俊之厩舎のカレイジャス。
JRAで新馬戦を走った後、金沢に移籍して2連勝中です。
前に行ってしぶとい脚を使うタイプで、大崩れはないのではないかと考えています。
3番手評価は新馬戦を圧勝したダイヤモンドライン。
スタートも上手でしたし、直線に入って突き放す強い競馬を見せてくれました。
一気の相手強化でどこまで戦えるか楽しみです。
ここまで2戦して1勝2着1回のカガヤキタイヨー。
負けた相手は評判馬フリッピですから、牝馬同士であれば上位の存在でしょう。
2戦続けてショウガタップリの2着であるピンクビジョンまで。
◎7、ショウガタップリ
〇6、カレイジャス
▲4、ダイヤモンドライン
△2、カガヤキタイヨー
△5、ピンクビジョン
*11日(日)佐賀 第6R『鳥栖大賞』 2000m 18:05発走*
第1回鳥栖大賞。地方全国交流戦ということで、大井から2頭、愛知から1頭、兵庫から2頭の遠征馬を迎え、地元佐賀勢は5頭と、計10頭で争われます。
本命はちょっと迷ったのですが...やはりこの舞台に強いエイシンニシパにしました。
2018年から5年連続ではがくれ大賞典に出走し、4勝2着1回というすさまじい結果を出しています。
9歳で挑んだ今年のはがくれ大賞典も、2周目の向正面から動き出すと、一頭力の違う走りで完勝しました。
先頭に立つと遊ぶ癖があるそうなので、スパートを掛けるタイミングが難しい部分はあるかと思いますが、そこは前に行ってしぶといタイサイがいますから、前に目標がいてレースはしやすいのではないかと考えています。
対抗はそのタイサイ。
前走六甲盃では本当にしぶとく粘って僅差2着。ジンギ相手に0.2差というのは胸を張れる内容でしょう。
そこでエイシンニシパに先着していますし、メンバー的にも単騎逃げが見込めるのではないかと思っています。
3番手評価は愛知のウインユニファイド。
重賞で2着続きでしたが、前走トリトン争覇で悲願のタイトル奪取を果たしました。
この馬も先行してしぶとい脚を使うタイプで、佐賀2000mは合いそうです。
くろゆり賞を圧勝したメイショウワザシ、脚質の幅が広がったスマイルサルファー、地元期待のドゥラリュールまで。
◎4、エイシンニシパ
○2、タイサイ
▲10、ウインユニファイド
△6、メイショウワザシ
△5、スマイルサルファー
△7、ドゥラリュール
*11日(日)盛岡 第11R『青藍賞』 1600m 18:15発走*
みちのく大賞典2着だったゴールデンヒーラー、今季岩手で重賞2勝しているマイネルアストリア、そしてトライアルのすずらん賞を勝ったセイヴァリアントの3頭で拮抗している印象ですが、その中でも本命にしたのはセイヴァリアントです。
岩手移籍後盛岡マイルの舞台で3戦2勝、唯一2着に負けた大暑特別を勝ったのはみちのく大賞典勝ちのステイオンザトップでしたし、最内をこじあけたステイオンザトップに対して、外々を回ったセイヴァリアント。半馬身差という着差は通った場所の差だったように思います。
ここは初重賞制覇のチャンスではないでしょうか。
対抗は4歳牝馬のゴールデンヒーラー。
古馬牡馬混合のみちのく大賞典で、ステイオンザトップ相手にクビ差2着に粘り込みました。
金沢の読売レディス杯でも3着と力を見せましたし、このメンバーに入ってもヒケは取りません。
しかも1枠1番に入りましたから、前に行って粘り強い脚を使ってくれるのではないかと期待しています。
マイネルアストリアは赤松杯とあすなろ賞で重賞2勝を挙げています。
ただしシアンモア記念とみちのく大賞典は5着ですから、ちょっとムラがあるタイプ。
実力があるのは証明済みで、前走で盛岡マイルも勝っていますから、あとは流れ次第というところでしょう。
トライアルのすずらん賞で3着だったバスカヴィル、再移籍初戦を勝ったホワイトパスまで。
◎8、セイヴァリアント
○1、ゴールデンヒーラー
▲7、マイネルアストリア
△6、バスカヴィル
△2、ホワイトパス
*4日(日)盛岡 第11R『不来方賞』 2000m 18:15発走*
東北優駿を10馬身差で圧勝したグットクレンジングの力を信じます。
初めての2000mでしたが、早めに先頭に立つと、あとは後続を突き放すだけという、圧倒的な力を見せてくれました。
今回は休み明けで初めての盛岡左回りという条件ではありますが、先行タイプで器用な走りをする馬ですし、前向きな姿勢は休み明けを苦にしないタイプだと想像しています。
初対戦の馬が複数いて、東北優駿とはメンバーがだいぶ違いますが、それでも力でねじ伏せて三冠達成して欲しいと願っています。
対抗は北海道からの移籍初戦となるマナホク。
今年初戦のひだかオープンを勝ち、北海優駿では見せ場十分の3着。
初の2000mだった北海優駿では、後方から追い上げて3着に入りました。
力関係が難しいところですが、2歳のレベルが高い北海道で早くから活躍していましたから、即通用の器でしょう。
さらに今回は先行馬が多く、グットクレンジングも先行することから、この馬の武器である末脚が活きる展開になるのではないかと考えています。
この2頭が抜けた強さで、3番手以降は混戦模様。
JRAからの移籍初戦となるシュティルに注目してみました。
デビュー戦こそダートを走ったものの、その後はずっと芝ですから、やってみないと分からないところはあると思いますが、左回りの中京で僅差2着という成績があるので、初戦から上位争いに食い込む可能性はあると思います。
2連勝中のリュウノファウラー、前走久しぶりの勝利を挙げたオンラインボス、大井で2連勝して来たノンロムまで。
◎1、グットクレンジング
〇9、マナホク
▲6、シュティル
△7、リュウノファウラー
△10、オンラインボス
△8、ノンロム
*2日(金)名古屋 第7R『秋桜賞』 1500m 17:25発走*
浦和のダノンレジーナVS大井のグランパラディーゾの2強対決でしょう。
現在グランダム・ジャパン古馬シーズンのポイント第1位を走るのが30ポイントのダノンレジーナ。
佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞と圧倒的な強さで2連勝中です。
長距離輸送もOKで、先行して器用なレースが出来る馬。
特に不安材料はないですが、やはり今回はここ2戦で戦って来た相手とは違うというところが一番のポイントでしょう。
脚質的に言えばダノンレジーナの方が前にいて、グランパラディーゾはそれをマークする形になりますから、競馬自体はグランパラディーゾの方がしやすそうと考えていますが、それでもダノンレジーナが先行して押し切る力があると想像しています。
対してグランパラディーゾはグランダムジャパン古馬シーズンで20ポイントを獲得して3位。
十分逆転の目を残しています。
移籍初戦のスパーキングレディーカップで5着に入り、前走は金沢へ遠征して読売レディス杯を快勝しました。
牝馬ダートグレード戦線でも戦える逸材で、ダノンレジーナとも互角に戦える力があるとは思っていますが、今の馬場傾向が掴みづらい名古屋では、器用さと対応力を重視して対抗評価にしました。
この2頭が抜けて強いと考えていて、3番手以降は流れ一つで変わって来そうです。
そういう場合は末脚がしっかりしている馬を選びたいので、兵庫のデンコウハピネスにしました。
兵庫サマークイーン賞ではダノンレジーナと0.7秒差の3着ですから、今回も上位争いを期待します。
ヒダカソウカップの勝ち馬クーファアチャラ、地元愛知からはネオトリニティーに注目しています。
◎10、ダノンレジーナ
〇12、グランパラディーゾ
▲9、デンコウハピネス
△8、クーファアチャラ
△5、ネオトリニティー