昨日はLJS高知ラウンドに行って来ました!!
久しぶりのLJS、久しぶりの高知にテンション上がりました♪
【レース前に勝負服姿で集合写真】
普段は和気あいあいと仲良しの女性ジョッキーたちですが、いざレースとなったらキリリッと表情が引き締まり、バチバチの真剣勝負。
第1戦は③濱尚美騎手が好ダッシュから逃げようかというところを内から④別府真衣騎手が押して逃げる展開。外には⑤深澤杏花騎手がいて、先行争いから熱かったです!
3,4コーナーで別府騎手VS濱騎手の高知対決になるかと思いましたが、別府騎手は手ごたえがあやしくなり失速...
濱騎手が先頭に立ったところを外から②神尾香澄騎手が猛追したところがゴールでした。
【第1戦後の濱尚美騎手】
1着:濱尚美騎手
「勝てて良かったです。地元の利を活かせればチャンスはあると思っていました。
勝負所では内に真衣さんがいるのはわかっていましたが、手ごたえが良かったし、後ろからの足音もあまり感じなかったので、しっかり追い切ることが出来ました」
【神尾騎手、第1戦のパドック】
2着:神尾香澄騎手
「もっと早く追い出していたら届いたんじゃないかと...。
高知は内が深いと聞いていましたが、上手く外に出すことが出来て、馬場のことはあまり感じなかったです」
続く第2戦は、外から⑦宮下瞳騎手が気合を付けてハナへ、内に①神尾騎手、外に②関本玲花騎手とハイペースでの先行争いになりました。
勝負所でも宮下騎手が先頭、内からスルスルと佐々木世麗騎手が上がって来て、直線は間を割って伸びて来たのが濱尚美騎手。
逃げ粘る宮下騎手を突き放して2連勝を飾りました!!
【2連勝を決めた濱尚美騎手】
1着:濱尚美騎手
「前は競っていて速かったですし、急がずマイペースで進みました。
瞳さんの馬は乗ったことがあって、逃げたらしぶとい馬なのでタレてはこないだろうと読んで、勝負所でも瞳さんの後ろで我慢しました。直線切り返したらグンと伸びてくれました。
地元開催なので馬たちの癖もわかっていますし、地元の利を活かすことが出来て嬉しいです」
【宮下騎手、第2戦のパドック】
2着:宮下瞳騎手
「逃げて欲しいという指示だったので思い切って行きました。他の馬たちも来たのでペースが速くなってしまいましたが、馬がよく粘ってくれました。
今回のシリーズでやっと馬券に絡めて良かったです」
第1戦は残念ながら除外となってしまった佐々木世麗騎手。
返し馬で鞍が前にズレてしまい、グラグラの状況で制御不能となった時には相当怖かったと思います。
幸いにも大きな怪我なくて本当に良かったです。
直後の第2戦では、内々を伸びて3着と魅せてくれました。
【第2戦を終えての佐々木世麗騎手】
また地元での快進撃を楽しみにしています。
そして、調教師転身により引退を翌日に控えた別府真衣騎手は、LJSラスト参戦は2戦共に上位に絡めず、レース直後は悔しい表情に...。
こういうところはさすが勝負師ですね。
その後は引退に際して宮下騎手から言葉をかけられ、2人で涙ぐむ場面もありました。
「瞳さん、(山本)茜、(目迫)美香がいたからここまで頑張れました。瞳さんの存在は特別です」と別府騎手。
いよいよ本日がラスト騎乗。
最後のレースは高知第7レース天狗高原特別の①ダノンチャンスです!!
2011年以来10年ぶりに女性騎手のみでのレディスジョッキーズシリーズ(LJS)が開催されています。第1ラウンドは23日(火)に盛岡競馬場で行われ、大粒の雨が降りしきるかなり寒い中、熱い戦いが繰り広げられました!
第1戦は神尾香澄騎手が逃げ切り勝ち、第2戦は佐々木世麗騎手が逃げ切り勝ちということで、2戦ともに今年4月デビューの新人が勝利。
レディース初参戦で早々に勝ち星を挙げたというのは、ご本人たちにとっても大きな自信になったのではないでしょうか。
このLJS開催を前に、女性騎手たちの嬉しいニュースが相次ぎましたね。
宮下瞳騎手は、日本の女性騎手として初めて通算1000勝を超えました。これは本当にすごいことだし、当日最初の騎乗で決めてしまうところがまたカッコいいですよね。
今後の目標は「いつか息子と乗りたいけど、それを待っているとかなりおばちゃんになってしまう...」と笑っていました。
詳しいお話は、オッズパーク・ジョッキーインタビューに近々公開されますので、ぜひチェックしてみてください。
そして新人の佐々木世麗騎手は、兵庫新人最多勝利記録をあっという間に塗り替えたと思ったら、山本茜元騎手の持つ、女性新人騎手年間最多勝記録も塗り替えて、昨日(2021年11月25日)までで77勝!こちらも本当にすごい記録です。
そしてそして、別府真衣騎手の調教師試験合格が発表されました!!!調教師試験は難しいため、2回3回とチャレンジする方が多い中、なんと一発合格!免許の切り替えは12月1日付けということですから、騎手としては27日(土)28日(日)が最後の騎乗となります。地元開催のLJSで、活躍を期待しています。
ということで、27日(土)のLJS高知の出馬表を見てみましたが...
第3レースはC3-4で近走馬券に絡んだ馬はなし、第4レースはC2-2で近走馬券に絡んでいるのは1頭(しかも盛岡の芝!)という、高知らしい難解なメンバー構成です。
第3レースは先行出来そうな濱尚美騎手騎乗の③サンマルマオリオが本命、1300mになるのはプラス材料ではないでしょうか。そして別府真衣騎手騎乗の④シオジスターと、高知の2人を中心に見ています。
第4レースはより難解なメンバーですから、そういう時は騎手買い。大外の宮下瞳騎手騎乗⑦ヴィルダイヤが逃げるのではないかと見て本命、移籍2戦目の佐々木世麗騎手騎乗④トーセンアレックスにも期待しています。
*25日(木)園田 第7R『兵庫ジュニアグランプリ』 1400m 15:40発走*
今年も中央地方と好メンバーが集まりました。
まず注目したのはヒストリックノヴァです。
芝で2戦したのち、初ダートに挑戦したレースでは、4コーナーで押し上げて先頭に並ぶと、直線7馬身も突き放す強いレースで初勝利。高いダート適性を示しました。
前走のエーデルワイス賞は初の地方コースで重いダートが特徴の門別でしたが、2番手から先頭に立つ王道のレース運び。最後はスピーディキックの決め手に差されたものの、負けて強しの内容でした。
今回は大井所属となり移籍初戦、初の園田と初ものづくしではありますが、レースが上手な馬なのでこなしてくれると思います。
対抗はJRAのコンバスチョン。
ヤマボウシ賞では中団から徐々に追い上げて直線の追い比べを制しました。これでデビューから2連勝と、相当な能力の持ち主ですね。
本命にしようかとも思ったのですが、今回は初めての右回りで超小回りということを考えて対抗にしました。
3番手評価にしたのはJRAのセキフウ。
未勝利戦勝ちから2連勝とこちらも勢いに乗っています。
前走はスタートひと息だったので、小回りの園田でどのくらいのポジションが取れるかがポイントになりそうです。
兼六園ジュニアカップを逃げ切ったエンリルは好枠に入りました。
前走のJBC2歳優駿はかなり厳しい展開になりましたが、この経験は今後に活きて来るはず。
今年も北海道デビュー組は各地で活躍が目立つので、逃げてどこまで粘れるか注目しています。
移籍初戦を圧勝した地元兵庫のバウチェイサー、初ダートでも岩田康誠騎手騎乗のイチローイチローまで。
◎6、ヒストリックノヴァ
○5、コンバスチョン
▲10、セキフウ
△3、エンリル
△9、バウチェイサー
△4、イチローイチロー
馬単ながし
6→3,5,10 3点
3連単フォーメーション
5,6―3,5,6,10―3,4,5,6,9,10 24点
赤見:まずは143勝というシーズン最多勝更新、おめでとうございます。
田中:ありがとうございます。関係者の皆さんに感謝しています。オーナーにはいい馬をたくさん入れていただきましたし、うちのスタッフは仲が良くてチームワークがいいので、そういうところが結果に結びついたのではないかと思っています。
赤見:そして、メイショウアイアンが引退すると伺いました。
田中:あの年齢で本当によく頑張ってくれました。10歳でダートグレードも勝ってくれましたし、あの時は世界のマテラスカイを差し切ってくれて、とても興奮しましたね。北海道スプリントカップはしばらく地元馬が勝てなかったので、周りの方々もすごく喜んでくれました。あの年齢であの末脚が使えるというのはなかなかいないですから。他にもたくさん重賞を勝ってくれて、思い出に残る一頭です。
提供:ホッカイドウ競馬
赤見:長年活躍してくれただけに、引退と聞くと淋しい気持ちもあります。
田中:そうですよね。担当していたスタッフもそうですし、落合(玄太騎手)にしてもあの馬で成長させてもらって、名前も上げてもらいましたから。あの仔に人間が育ててもらったので引退は淋しい面もありますが、これからはゆっくりして欲しいです。
赤見:引退はいつ頃決めたんですか?
田中:今年11歳になりましたし、夏頃にちょっと衰えを感じて来て、オーナーと相談して決めました。乗馬ということも考えましたけど、これだけ長く頑張ってくれた仔ですから、ゆっくり余生を過ごせる場所がいいんじゃないかと。来週去勢手術をして、ひだか・ホース・フレンズという牧場に行く予定です。先日種牡馬を引退したメイショウサムソンも入ったところです。
赤見:今年の門別開催は終了しましたが、オフシーズンの遠征は決まっていますか?
田中:今予定しているのは、11/14(日)盛岡のプリンセスカップにレディーアーサー、11/24(水)の笠松グランプリにイダペガサス、12/22(水)の兵庫ゴールドトロフィーにイダペガサス、12/15(水)川崎の全日本2歳優駿にシャルフジンの出走を考えています。
赤見:2歳馬はこれからさらに楽しみですね。
田中:そうですね。レディーアーサーはプリンセスカップに勝てば、12/31(金)大井の東京2歳優駿牝馬に行く予定です。操縦性が良くて、どんなレースでも出来る馬なんですが、エーデルワイス賞は外々を回し過ぎて負けてしまいました。能力はヒケを取らないと思っているので、なんとか巻き返して暮れのレースまで持って行きたいですね。
赤見:シャルフジンはやはり折り合いがカギですか?
田中:折り合いというか、JBC2歳優駿は枠順もキツかったですからね、ある程度外枠だったので乗り役も出して行ったんでしょうけれど、掛かってしまってオーバーペースになってしまいました。1000m通過が1分切っているようなペースですから、だいぶ速かったですよね。それでいてそこまで負けていないので、能力は高いです。川崎の1600mは向くと思いますし、まだまだこのまま終わる馬じゃないですから、またしっかり調整して次に挑みます。
JBCスプリントはモズスーパーフレアがロケットスタートを決めてハナへ、道中はリードを取って気持ちよく逃げる展開になりました。
勝負所では内からリュウノユキナが上がって来た後ろから、一気にレッドルゼルが抜けだして先頭。小回りの金沢でも抜群の切れ味を披露しました。
2着はこれまた内々を伸びたサンライズノヴァ。出遅れて最後方からになりましたが、よく追い上げましたね。3着は逃げたモズスーパーフレアが僅差で粘り込み、ハナ差4着にモジアナフレイバー、リュウノユキナは5着となりました。
1着:レッドルゼル
【川田将雅騎手】
具合が良かったですし、その通りに走ってくれました。
1400mでコーナー4つでしたが、まったく問題なかったですし、深い砂もクリアしてくれて、能力の高さを示すことが出来ました。
【安田隆行調教師】
前走はまだ少し夏負けが尾を引いていたように感じますが、一叩きして状態が上がって来て、すごくいい状態だったので期待していました。
コーナー4つのコースを心配していましたが、上手に対応してくれましたね。
この後は馬の様子を見ながらオーナーサイドと相談して決めます。
フェブラリーステークスを視野に、ドバイには行きたいと思っています。
2着:サンライズノヴァ
【吉原寛人騎手】
ゲートでぶつかりながら出てしまって行き脚がつかず、後ろからになってしまいました。
本当は外伸びの馬場なのですが、オープンクラスになるとそれよりも距離ロスの方が痛いかなと考えて内々を上がって行きました。
最後までしっかりと走ってくれました。
3着:モズスーパーフレア
【松若風馬騎手】
ダート適正はあると思っていましたし、いつも通りスタートも決まって自分の競馬が出来ました。
コーナー4つのコースも上手いこと息を入れられましたし、上手に走ってくれましたね。
よく粘ってくれたんですが、最後ちょっと苦しくなったので、現状ベストは1200mだと思います。
4着:モジアナフレイバー
【真島大輔騎手】
ゲートでも落ち着いていましたし、上手に出てくれました。
厩舎陣営の方々が、上手く仕上げてくれて感謝しています。
大きいところを取れる馬だと思いますので、また先生と相談しながら頑張ります。
5着:リュウノユキナ
【柴田善臣騎手】
返し馬でも1コーナーのところで影を見て飛んだんですけど、レースでもやっぱり飛びました。
ちょっと集中し切れていない感じでしたね。
このコースは不安でしたが、状態の良さでカバー出来るのではないかと思っていました。
でも不安が現実になってしまって。距離も1200mの方がいいです。
6着:サブノジュニア
【矢野貴之騎手】
コーナー4つもこなしてくれましたし、前走よりも道中の進みも良く、久しぶりにこの馬らしいレースが出来たと思います。
以上、関係者コメントでした。
それにしても、レディスクラシックで外から差し切った川田騎手が、直後のスプリントで最内を選択するとは驚きました。
馬場状態だけでなく、展開や馬の性質などを見極めて、きっちりと勝ち切る判断力と行動力に、改めて感服致しました。
馬券の方は...
◎1、リュウノユキナ
○2、モジアナフレイバー
▲5、サンライズノヴァ
△3、サブノジュニア
△9、サクセスエナジー
△4、アランバローズ
3連複1頭軸ながし
1―2,3,4,5,9 計10点
3連単1頭軸マルチ
1―2,3,5 計18点
レッドルゼル無印という痛恨の判断ミス...
小回りでもあれだけの切れ味を使えるとは、恐れ入りました!!!