*3日(火)名古屋 第10R『秋の鞍』 1800m 16:10発走*
ここはエムエスクイーンの前走をどう評価するかでしょう。
デビューから無傷の11連勝で東海ダービーを制したエムエスクイーン。
昨年、我らがサムライドライブが果たせなかった無敗での東海ダービー制覇という夢をあっさりと実現してしまいました。
ただ、すべてが順調だったというわけでもなさそうで、梅桜賞から長期休養、休み明け初戦の駿蹄賞も勝ちましたが、これまでのこの馬のレースからすると、少し物足りなさを感じる内容でした。
しかし、続く東海ダービーは圧巻のパフォーマンスで勝利。実力は疑う余地がありません。
この後休養に入るのかと思いきや、早々に古馬の壁に挑戦して来ました。
前走の名港盃は兵庫から強力な遠征馬たちが参戦したし、同型のポルタディソーニが驚異の粘り腰で逃げ切り勝ち。
エムエスクイーンは何も出来ずにズルズル後退し、初めての黒星となってしまいました。
サムライドライブもそうでしたが、連勝していた牝馬が負けると、精神的に立て直すのに時間が掛かる場合が多く、
エムエスクイーンもこれに当てはまる可能性も考えられます。
ただし、今回のメンバーは3歳同士。さらに1枠1番を引き、同型も見当たりません。
いつものように好スタートを切って逃げられれば、これまでの強いエムエスクイーンを見せてくれるのではないかと期待しています。
対抗は兵庫からの遠征馬オオエフォーチュン。
1月に笠松のゴールドジュニアを勝っていて、遠征競馬は経験済み。
後方からロングスパートが持ち味の馬ですが、笠松の小回りでもしっかり追い込んで来ましたから、名古屋コースは気になりません。
兵庫ダービーでは後方からいい脚で伸びて来て、1番人気だったジンギをクビ差抑えて3着。
エムエスクイーンが行く展開になればある程度流れるし、そうなればこの馬の決め手も活きそうです。
コマガイムはまだ初勝利を挙げていないのですが、2着が10回で連対率は4割。
なかなか勝ち切れませんが、安定して上位争いに絡んで来る馬で、最後は必ずいい脚を使ってくれます。
もう1頭の兵庫からの遠征馬ユノートルベル、好位からレースが出来るマイネルカピターノ、前走いい勝ち方をしたマイネルシウンまで。
エムエスクイーンとオオエフォーチュン以外は重賞での実績が乏しく、逆に言えば展開次第でどの馬にもチャンスがありそう。今回は手広く流します。
◎1、エムエスクイーン
○10、オオエフォーチュン
▲6、コマガイム
△9、ユノートルベル
△2、マイネルカピターノ
△12、マイネルシウン