昨日の東京盃、キタサンミカヅキの最後の伸び脚は痺れました~!
4コーナー辺りでは手ごたえ劣勢で、マテラスカイの逃げ切りかと思いましたが、そこから本当に渋太く伸びてくれましたね。
ネロの内から伸びて来た時には、「がんばれ!がんばれ!」と声を出して応援してしまいました。
今年の超豪華メンバーで勝ち切るんですから、本当にすごい馬です。
そして、森泰斗騎手にとっては悲願のダートグレード初制覇!
地方ナンバー1ジョッキーが、また一つ大きな称号を手に入れましたね。
次はさらなる大舞台。
京都の1200mで、どんなレースを見せてくれるでしょうか♪
そして本日は、女性同士の戦いレディスプレリュード。
こちらもJBCレディスクラシックへと続く重要な一戦であり、グランダム・ジャパン古馬シーズンの最終戦でもあります。
*11日(木)大井 第11R『レディスプレリュード』 1800m 20:10発走*
本命にしたのはクイーンマンボ。
昨年のこのレースの時はまだ3歳でしたが、女王ホワイトフーガに8馬身という差をつけて圧勝!
どこまで強くなるんだ?!と驚いたものです。
そこから勝ち星こそないものの、常に上位争いをしているのは立派。
特に前々走の平安Sでは、牡馬相手に2着に健闘しました。
牝馬ダートグレード戦線でチャンピオンになって来た馬たちでも、なかなか牡馬相手だと崩れてしまうことが多かった中で、中央コースで牡馬相手に上位争いに絡んだことは、高く評価できること。
流れによって、好位からでも中団からでも競馬ができるし、ここは久しぶりの勝利を期待しています。
対抗はリエノテソーロにしました。
前走のスパーキングレディCは久々のダート戦でしたが、終わってみれば強かった!
今回ポイントになるのは初めての1800mでしょう。
本質はもう少し短い距離なのだと思いますが、前走もゴール前で余裕があったし、小回りならばこなしてくれるのではないかと思います。
何より、この馬には常識というものが当てはまらないと思っているので、距離も克服してまた強い姿を見せてくれるのではないでしょうか。
プリンシアコメータも牝馬ダートグレード戦線において安定して走れる馬です。
唯一崩れたTCK女王盃は雪で特殊な馬場だったので参考外。
ここも上位争い必至と考えます。
今回はモレイラ騎手が騎乗。
内枠に入った的場文男騎手ニシノラピートとの先行争いにも注目です。
クイーンマンボに勝っているアンジュデジール、そろそろ復活を期待したいワンミリオンス、得意のコースに戻るラインハートまで。
◎14、クイーンマンボ
〇11、リエノテソーロ
▲9、プリンシアコメータ
△6、アンジュデジール
△1、ワンミリオンス
△10、ラインハート
*10日(水)大井 第11R『東京盃』』 1200m 20:10発走*
今年の東京盃はGIと言っても過言ではないくらいの超豪華メンバーが集まりました!
その中でも本命にしたのはキタサンミカヅキです。
昨年のこのレースを勝った時は、まだこの馬に対しての評価がわからず無印にしてしまった自分が恥ずかしい...。
移籍初戦のアフター5スター賞と同じく、直線で一気にごぼう抜きした姿、今でも胸に焼き付いて離れません。
あれから1年。
さらに経験を積んで、もう一段階上の能力を身に着けたと思います。
どこが一番変わったかといえば、直線一気だけではなくなったこと。
浦和の小回りや、マイルの距離なども経験して、時には末脚が発揮できず負けたこともあったけれど、その経験が糧となって、前走のアフター5スター賞では中団からまったく危なげない走りで勝利。
末脚一辺倒だと、どうしても展開に左右されてしまう面がありますが、今のキタサンミカヅキならば自分で動いて行って流れを作れます。
それに。
集まった超豪華メンバー、先行馬が多し。
スタート直後からやり合ってくれれば、展開もこの馬に味方しそうです。
ぜひとも勝って、大一番に挑んで欲しいと思っています。
対抗は、前走のプロキオンSで驚異的なスピードを見せたマテラスカイ。
いや、もともと強いとは思っていましたけどね、まさかあそこまでとは...。
今回初めての地方コースになりますが、大井は地方の中では砂が深い方ではないし、そもそもスピードがあって前に行ける馬なので、小回りも大丈夫でしょう。
ちょっと気になるのはJRAの有力馬に先行脚質が多いこと。
スタートしてみないとわかりませんが、なかなかに速い展開になるのではないかと想像しています。
3番手は悩みましたが、兵庫のエイシンバランサーを推します!
佐賀のサマーチャンピオンでは、逃げるブルミラコロを捉えてダートグレード初制覇。
新子厩舎はこれでダートグレード3勝目で、本当にすごいですよね。
今回は初の大井、相手関係もさらに強くなりますが、前がやり合う展開になればこの馬のロングスパートが活きるのではないでしょうか。
東京スプリントを逃げ切っているグレイスフルリープ、北海道スプリントCを勝ったテーオーヘリオス、ダートグレード2勝しているサクセスエナジーまで。
◎4、キタサンミカヅキ
〇5、マテラスカイ
▲6、エイシンバランサー
△14、グレイスフルリープ
△3、テーオーヘリオス
△10、サクセスエナジー
*8日(月)盛岡 第11R『マイルチャンピオンシップ南部杯』 1600m 17:30発走*
今年も豪華メンバーが揃った南部杯。
現在のダート界ナンバー1と言っても過言ではない活躍を見せるゴールドドリームに、
ハイレベルな3歳勢の中でも抜けた存在のルヴァンスレーヴがどんなレースをするのか。
想像するだけでワクワクしますね♪
わたしの本命はゴールドドリーム。
昨年のこのレースではゲートのタイミングが合わずにジャンプするような形になってしまい、
最後の末脚もこの馬本来のキレが見られず5着。
スタートにちょっと不安のある馬で、小回りはどうしても苦手な印象がぬぐえませんでした。
しかし。
チャンピオンズCに登場した時には一気にパンプアップしてプラス14キロ。
太いわけではなく、これまで以上に筋肉がつき、惚れ惚れするような体になっていました。
そこからの快進撃は、本当に素晴らしい!の一言。
フェブラリーSこそノンコノユメに差されて2着でしたが、自分から動いて行って早め先頭で、負けて強しという内容。
かしわ記念では、これまで苦手だと思っていた地方小回りをあっさり克服し、帝王賞では若干長い2000mを克服。
まさにチャンピオンと呼ぶにふさわしい競馬が続いています。
帝王賞以来の競馬になりますが、休み明けは苦にしない馬。
スタートを五分に出られれば、ここでも強い競馬が見られるのでは。
対抗は3歳馬ルヴァンスレーヴ。
3歳勢の活躍は目を見張るものがあり、ここ最近でもグリムが白山大賞典をレコード勝ち、
オメガパフュームがシリウスSを差し切り勝ちと、一気の世代交代が進んでいます。
その強い3歳勢の中でもルヴァンスレーヴは特別な存在。
全日本2歳優駿の走りを見て驚きましたが、まだまだ粗削りなところもあり、完成したらどこまで強くなるのだろう、と感じました。
伏竜Sではちょっと届かず2着に負けたものの、ユニコーンSでは改めてその強さを見せてくれたし、
JDDに至っては、次元の違う走りで勝利。
2着オメガパフュームをまったく相手にしなかった能力は、一線級の古馬相手でもいきなり勝負できると思います。
根岸S、フェブラリーSと連勝し、見事復活を果たしたノンコノユメが3番手。
実力的には上記2頭に匹敵する馬だと思いますが、末脚勝負の馬なので、小回りでは抑え目の印に。
ただし、展開次第では差しも届くと思うので、前がやり合うような流れになってくれれば。
ここまで上げた馬はすべて追い込み、差しの脚質。
ということで、展開が向きそうなのがオールブラッシュ。
大外枠に入りましたが、最初のコーナーまでが長く、枠はそこまで大きく影響ないのでは。
かしわ記念でも2着に逃げ残っているし、逃げの魔術師田邊騎手とのコンビはかなり怖いです。
昨年あっと驚く2着に頑張ったノボバカラも、巻き返しのチャンスでしょう。
昨年同様、吉原騎手とのコンビで、先行争いにどう絡んで来るのか楽しみです。
◎7、ゴールドドリーム
〇12、ルヴァンスレーヴ
▲1、ノンコノユメ
△14、オールブラッシュ
△9、ノボバカラ
本日はいよいよ、園田競馬場で我らがマジックカーペットが復活します!!
*3日(水)園田 第10R『魅力たくさん!丹波市特別』 1400m 16:05発走*
デビューから7戦無敗のマジックカーペット。
兵庫ダービー直前に骨折してしまい、長らく休養していましたが、、、
いよいよ、いよいよ、あの雄姿が見られるのですね。
ここまで待って待って、じっくり調整しての出走ですから、状態面はそれほど心配していません。
もちろん使った方がさらに良くなるでしょうが、待ったことで成長した体をどう使って走るのか、本当に楽しみです。
しかし心配なのは1400mですよね。
ダッシュ力のある馬じゃないですし。。
これまで、いつもいつも不安を蹴散らして連勝してくれたマジックカーペット。
まずは無事にゴールすることを一番に、連勝記録も伸ばしてくれたらさらに嬉しいです!!
続いては日本テレビ盃の展望です。
*3日(水)船橋 第11R『日本テレビ盃』 1800m 20:05発走*
昨年の上位3頭が今年も顔を揃えました。
実績的にもやはりこの3頭が強そうですね。
その中で本命にしたのはケイティブレイブ。
昨年のこのレースは2番手から渋太く粘り、僅差の3着に。
前に行く馬の宿命として、どうしても目標になってしまうところがありますが、それでも差は少なかったし、
その後の活躍を見ていると、もう一段階ステップアップした印象です。
逃げてもいいし、他に行く馬がいれば番手でもいい。
勝負所では自分から動いて行って、早め先頭で最後までしっかり走ってくれる馬。
帝王賞以来のレースになりますが、大きく崩れることはないのではないでしょうか。
ケガで休養していた福永騎手がここから復帰ということで、また強いコンビを見せて欲しいです。
対抗は昨年の覇者アポロケンタッキーにしました。
昨年は58キロで勝ち切っていますが、今年は57キロで出走できるのです。
前走の帝王賞はちょっといいところがなかったけれど、結果を出している船橋で一変を期待します。
今回の鞍上はモレイラ騎手。
アポロケンタッキーとのコンビでどんなレースを見せてくれるでしょうか。
サウンドトゥルーの実績も引けを取らないし、昨年も2着なのですが、3番手にした一番の理由は寒い時期の方が走るから。
使っていって、気候的にも寒くなってきた時期に、より重い印を打ちたいと思っています。
サンタアニタトロフィーを完勝したヒガシウィルウィン、絶好枠に入ったテイエムジンソクまで。
◎6、ケイティブレイブ
〇4、アポロケンタッキー
▲9、サウンドトゥルー
△8、ヒガシウィルウィン
△1、テイエムジンソク
大型台風の影響で中止が相次いだ週末。
1日に行われる予定だった阪神開催も2日へ順延が決まり、まだ影響は長引きそうです。
人にも馬にも、大きな被害がありませんように。。
*2日(火)金沢 第11R『白山大賞典』 2100m 16:30発走*
今年の白山大賞典も面白いメンバーが集まりました。
基本的に地方ダートグレード初参戦の馬はあまり本命にしない主義なのですが、今回はセンチュリオンを本命にします。
昨年の前半はオープンで2着3回といい競馬をしつつもなかなか勝ち切れませんでした。
9月のラジオ日本賞でオープン初勝利を挙げると、ポルックスSこそ外々を回って3着に敗れましたが、総武S、マーチSと連勝。
一気に重賞ウイナーとなりました。
もともとの能力が高い馬ですが、好位で流れに乗ってしっかりと差し切れるようになり、一段と強さが増した印象です。
3,4コーナーで加速していくのが持ち味なので、小回りの金沢でどこまで加速できるかがポイントですが、
中山の1800を得意としていますから、小回りの金沢ならば2100mも問題ないでしょう。
休み明けでも、初めての地方場所でも、力を出してくれると思っています。
対抗はミツバ。
前走のエルムSは後方の位置取りから追い込んで3着に。
1番人気で敗れてしまったわけですが、前半の位置取りを考えるとよくぞここまで追い込んで来てくれたなと。
負けて強しの内容だったと思います。
まだやはり乗り難しいところはありそうですが、力上位は明らか。
気持ちよく流れに乗れれば、マーキュリーCの再現もあるのではないでしょうか。
本当は本命にしたかったカツゲキキトキト。
上位2頭の実績を考慮して3番手評価にしましたが、
昨年のこのレースはインカンテーションの2着に頑張ったし、東京記念でも2年連続2着と力のあるところを見せてくれました。
ダートグレードでもすでにお馴染みの顔で、JRA馬たちのペースアップにもしっかりついていける馬。
あとは最後の伸び脚でぜひとももうひと踏ん張りして欲しいです。
52キロのドンフォルティス、53キロのグリムと、軽ハンデで挑める3歳勢も怖い存在です。
◎8、センチュリオン
〇6、ミツバ
▲5、カツゲキキトキト
△9、ドンフォルティス
△11、グリム