9日に佐賀競馬場で行われた、レディスヴィクトリーラウンド第3ラウンド佐賀競馬場の模様をリポートします!
まずは騎手紹介式。
僭越ながらMCを務めさせていただきました。
写真はすべて大恵陽子ちゃんからいただいたものです。
まずは5名の参加女性騎手をご紹介し、1人1人から抱負をお聞きしました。
たくさんのファンの方が詰めかけて、大きな声援が飛びましたよ♪
さらに。
ここでもう一人、女性騎手をご紹介したのです。
地元佐賀所属、岩永千明騎手。
昨年の3月に落馬負傷し、長らく入院していましたが、今は退院してリハビリをがんばっているそうです。
岩永騎手の登場には、ファンの方はもちろん、他の女性ジョッキーたちも本当に喜んで、感激の涙を流していました。
そして、ご本人も涙を流しながら、ファンの皆さんにご挨拶。
「ファンの方に元気な姿をお見せしたくて、今日ここに来ました。皆さんにお会いできて、本当に嬉しいです。
今日は一緒にレースに乗ることはできませんが、女性騎手のレースをとても楽しみにしています。それから、地方で九州唯一の競馬場である佐賀競馬場、九州産馬たち、佐賀のジョッキーたちの応援もよろしくお願いします」
用意していた挨拶のメモを読みながら、涙ながらにファンの皆さんに語り掛ける姿には、本当に感激しました。
5名の女性騎手一人一人に花束を手渡し、エールを送りました。
もともと恥ずかしがり屋さんの岩永騎手。
紹介式の前はかなり緊張していましたが、ファンの皆さんの前で、とても素敵な笑顔を見せてくれました☆
さぁいよいよレースのお話。
第1戦は木之前騎手が逃げる展開になりましたが、途中から下村騎手が積極的に動いて早め先頭へ。直線は4頭大接戦になりましたが、力強く伸びた別府騎手が差し切って勝利。かなり見ごたえのあるゴール前でした!
1着 別府真衣騎手
2着 下村瑠衣騎手
3着 山下裕貴騎手
4着 宮下瞳騎手
5着 村松翔太騎手
第2戦はこれまた木之前騎手が逃げるところを早めに下村騎手が動いて先頭へ。最後までよく粘りましたが、ゴール前で山下騎手が捉えて勝利となりました。
1着 山下裕貴騎手
2着 下村瑠衣騎手
3着 別府真衣騎手
4着 鈴木麻優騎手
5着 村松翔太騎手
1着3着だった別府騎手と、2着2着だった下村騎手が同ポイントとなりましたが、2戦目の上位ということで下村騎手が1位となりました。
佐賀ラウンドの結果はこちら↓
1位 下村瑠衣騎手
2位 別府真衣騎手
3位 宮下瞳騎手
この結果により、総合ポイントはこちら↓
1位 鈴木麻優騎手 30P
2位 別府真衣騎手 28P
3位 宮下瞳騎手 25P
4位 下村瑠衣騎手 24P
5位 木之前葵騎手 18P
ファイナルラウンドは2月22日の高知競馬場!
第2戦の勝利ジョッキーにはポイントがプラスされるので、まだまだ全員に優勝の可能性があります。
LVR初代女王に輝くのは、どのジョッキーでしょうか♪
*12日笠松 第10R『白銀争覇』 1400m 15:45発走*
北陸・東海・近畿交流競走ということで、東海以外からの遠征馬が4頭。
本命は兵庫のランドクイーン。
昨年は園田FCスプリント、園田チャレンジカップと短距離重賞を2つ制覇しています。
今回のメンバーでは実績上位でしょう。
前々走で4着に負けているのは物足りないのですが、スワンSや兵庫GTといった強豪相手のレースで揉まれて来ました。
今回は実力を発揮できる舞台だと思います。
対抗も兵庫所属のエイシンアトロポス。
南関東でデビューし、兵庫に移籍してからは12戦10勝!
馬券圏内を外したのは1度のみという素晴らしい成績です。
現在はB級からA級にかけて4連勝中。
好位に行けるスピードがあるし、自分でハナを奪ってもよし。
レースセンス抜群で、初めての名古屋もまったく問題ないでしょう。
今回が初めての重賞挑戦になりますが、今の勢いならばいきなり通用しそうです。
名古屋のスリーネルソンは、再転入後7戦6勝とばく進中。
唯一負けたのは重賞のサマーカップで、ペースアップについて行けずいいところなしでしたが、
実力的には重賞でも十分通用する馬です。
ここ2戦のようにある程度いい位置を取って流れに乗れれば、上位争いは可能と考えます。
金沢からの遠征馬バニスターにも注目。
重賞は2015年のMRO金賞2着以来で、古馬重賞は初挑戦となります。
前走は金沢移籍初戦でしたが、2番手に付けての差し切り勝ち。
名古屋は初めてですが、小回り対応はバッチリです。
このメンバーでどんなレースができるか楽しみです。
◎3、ランドクイーン
〇1、エイシンアトロポス
▲6、スリーネルソン
△7、バニスター
△8、ヒカルカミヒコーキ
*9日水沢 第9R『トウケイニセイ記念』 1600m 15:15
有力馬の回避が相次ぎちょっと淋しいメンバー構成。
ここはアントニオピサに重賞初制覇の大きなチャンスがやってきました!
JRA4勝から南関東へ移籍し、その後岩手へ。
2戦共に2着ですが、北上川大賞典ではナリタポセイドンの2着、桐花賞はナムラタイタンの2着ですから胸を張っていいでしょう。
マイルは久しぶりになりますが、もともと適性は高いので問題なし。
前に行って渋太く粘るレースができるので、内枠に入ったのもプラスでしょう。
対抗は牝馬ミラクルフラワー。
昨年は牡馬相手のみちのく大賞典を制しました。
前走はコミュニティに半馬身差されての2着でしたが、今回のメンバーならば実績・力ともに上位でしょう。
アントニオピサとは初対決ですが、ナリタポセイドンとの着差で比較するとこちらの方が上。
少し間隔は開きましたが、好勝負できると思います。
JRA5勝の実績を引っ下げて岩手にやって来たナリタスーパーワン。
前走の桐花賞では早々に後退して6着...
見せ場はなかったし、かなりガッカリな結果となってしまいました。
それでも、力自体は持っている馬。
ここに入ってもまったく見劣りはしません。
岩手2戦目で替わり身を期待します。
安定感あるスフィンクス、初ダートがどうかだけれど実績からゴットフリートまで。
◎1、アントニオピサ
〇9、ミラクルフラワー
▲6、ナリタスーパーワン
△3、スフィンクス
△4、ゴットフリート
*8日佐賀 第11R『九州オールカマー』 2000m 17:00発走*
ここは長らく佐賀のトップホースとして君臨しているキョウワカイザーを本命にします。
なにげに九州オールカマー出走は初めてですが、重賞13勝を挙げている実績馬。
その中には今回と同じ佐賀2000mが舞台の中島記念を2連覇しており、距離はまったく問題なし。
現在3連勝中と勢いも一番だし、
前走の中島記念では中団からロングスパートで直線差し切り勝ち。
後ろも離しているし、完勝といっていいでしょう。
今回も引き続き好勝負必至と考えます。
対抗からが悩むところですが...
道営から久しぶりに佐賀に戻って来たウルトラカイザーにしました。
今回が移籍初戦とはいってももともと佐賀デビュー馬で、九州ジュニアグランプリや中島記念(2012年)を制覇。
今シーズンは開幕戦のコスモバルク記念を勝ったものの、その後の勢いがちょっと物足りないのです。
それでも、実績的にはかなり上位の存在。
前に行って渋太いレースができる馬だし、古巣復帰でリズムを取り戻して欲しいです。
JRA3勝から昨年移籍して来たヴィルトグラーフにも注目。
移籍後はなかなか勝ち切れませんでしたが、春頃から調子を上げて、10月の九州大賞典を制覇。
前走はダートグレードの名古屋大賞典に挑戦しての8着で、惨敗も仕方なしといったところ。
このメンバーならば、上位争いも十分可能でしょう。
安定感バツグンのトランザムスター、軽斤量を活かしてコスモガラサまで。
◎7、キョウワカイザー
〇8、ウルトラカイザー
▲3、ヴィルトグラーフ
△9、トランザムスター
△10、コスモガラサ
皆さま、あけましておめでとうございます。
2016年はどんな一年でしたか?
わたしは出産・育児にバタバタとしつつも、けっこう馬券を買った年でした。
そしてもちろんハズレました...
例年、ダートグレードは回収率がいいのですが
昨年後半はマイナス収支となってしまいました。
今年こそは、プラス収支になるようがんばります!
2017年も引き続きよろしくお願い致します。
毎年恒例、初馬券は帯広記念から。
*2日帯広 第9R『帯広記念』 16:10発走*
本命にしたのはキタノタイショウです。
2015年のばんえい記念の勝ち馬ですが、今シーズンはちょっといいところなし...
重賞勝ちが一つもないということで、今回は890キロでの出走となります。
もともと、寒くなって来ると調子を上げてくるタイプで、この時期は例年好調。
今シーズンで引退が決まったということで、今回が最後の帯広記念になります。
昨年も2着に好走しているし、地力のある馬なので、久しぶりのいいレースを期待しています。
服部義幸調教師コメント
「獲りに行きたいレースです。ポイントは障害に重点をおいたレースをしたいです」
大河原和雄騎手コメント
「3月末で種牡馬になることが決まりました。レースは今まで通り、負担をかけることなく馬のペースで進めていきたいです」
対抗はニュータカラコマ。
今シーズンは北斗賞を制していますが、旭川記念、ばんえいグランプリ、北見記念と2着続き。
勝ち切れないものの、シーズン初戦のばんえい十勝オッズパーク杯4着以外は連対を外していなく、安定感はバツグンです。
12月はお休みして、ここに照準を絞った印象。
ばんえい記念は2年連続2着しており、大一番に向けても好走して欲しいところです。
村上慎一調教師コメント
「レースは前方で仕掛けて、どこまで辛抱強く逃げ切りができるかですね」
藤野俊一騎手コメント
「調子や様子を見て1か月ほど休ませてきました。力のある馬なので良いレースができるよう頑張ります」
2016年のばんえい記念を制覇し、今シーズンは岩見沢記念、北見記念を制覇しているフジダイビクトリー。
ここ3戦はちょっといいレースができていませんが、トップクラスの実力の持ち主なのでいつでも巻き返しは可能です。
金山明彦調教師コメント
「このレースに向けてひと開催休ませ調整してきました。障害を早めにクリアして逃げ切るか、またはレース展開がゆっくりなら後ろから差し切るか。後半の脚を生かしたい」
松田道明騎手コメント
「馬は元気ですよ。頑張ります」
旭川記念を制したコウシュハウンカイ、昨年の勝ち馬で、ばんえい十勝オッズパーク杯&ばんえいグランプリを制したオレノココロまで。
【コウシュハウンカイ】
松井浩文調教師コメント
「近走で障害を降りてから歩けない悔しいレースがありますが、現在の調子は良いです。910kgでも障害で苦戦することはないと思います」
藤本匠騎手コメント
「馬場は軽い方がいい。馬のコンディションは悪くはないのですが、910kgの重量なので障害をどうこなすかでレースが大きく変わってきます」
【オレノココロ】
槻舘重人調教師コメント
「仕上がりはいつも通り順調に来ています。高重量戦なので流れは早くないとは思いますが、雪が降って馬場が軽くならなければいいです。トップハンデですし障害で膝を折らないためにも、流れはゆっくりがいいです」
鈴木恵介騎手コメント
「まずは前方の位置取りと、トップハンデですが障害で膝を折らない騎乗をしたいです」
その他の関係者コメント
【ホクショウユウキ】
平田義弘調教師コメント
「実績のあるメンバーに30kgのハンデをもらっても簡単なレースにはならないでしょう。挑戦者の気持ちで挑みます」
西謙一騎手コメント
「調子は上向きで、トップとは30kgのハンデをもらっていますが相手は格上。少しでも上を目指したレースをしたいです」
【カイシンゲキ】
槻舘重人調教師コメント
「古馬重賞戦でも崩れずにいいレースができていると思います。6歳の伸びしろのある時期です。今回は初めて900kgの重量を曳くので頑張りたい」
浅田達矢騎手コメント
「初めての高重量戦。どうなるかわからないけれど、順調に仕上げてきているし900kgの荷物を曳いてどう走るか自分自身もとても楽しみにしています。メンバーの中で1番若い馬ですが、若さの勢いで頑張りたい」
【サクラリュウ】
金山明彦調教師コメント
「8月の「ばんえいグランプリ」以来、高重量では曳かせていません。今回初の荷物なので今までにない力を発揮できれば。ただ、馬の力はあるので890kgは問題なく曳けるでしょう」
菊池一樹騎手コメント
「初めての重賞「ばんえいグランプリ」では結果を残せなかったけど、今の馬の状態は結果も伴っているし本当にいいです。この勢いで帯広記念に臨みたい」
【オイドン】
鈴木邦哉調教師コメント
「ここを目標に調教を付けています。荷物も重たいし、それを得意とするメンバーもいるので少しでも良い結果が残せたらいいです。ここ2~3走、障害をすんなりとあげているので、今回もうまくいけば期待したい」
工藤篤騎手コメント
「調子が上がっていて良い結果につながっていますが、高重量戦なのでまずは自分のレースができるようにしたいです。ハンデがあるので末脚を生かせるような騎乗ができれば」
【フクドリ】
平田義弘調教師コメント
「ゴールまでしっかりと歩ける馬です。障害さえうまくまとめて、レースをおもしろくさせたいですね」
西将太騎手コメント
「障害を降りてからは脚がある馬なので、障害だけです。前走は軽量戦でしたので、切り替えを大切にしたい」
◎7、キタノタイショウ
〇4、ニュータカラコマ
▲1、フジダイビクトリー
△2、コウシュハウンカイ
△8、オレノココロ