昨年からオッズパークが進めている地方競馬応援プロジェクト。
第1世代の4頭はすべてデビューを果たし、3頭が勝ち上がりました。
未だ初勝利を手にしていないハルカカナタ(兵庫)も、新馬戦2着、JRA認定競走2着2回と、あと一歩のところまで来ています。
そしていよいよ今年は、第2世代3頭がデビュー予定。
その中で、笠松・尾島徹厩舎に入厩予定のキアーロの2014について、最新情報をお聞きしました。
(2015.8.25撮影)
父:アドマイヤムーン
母:キアーロ 母父:ゴールドアリュール
♀ 鹿毛 生産牧場:松本信行 近親:レインボーダリア(2012年エリザベス女王杯)
赤見:一昨日(3月6日)に北海道へ行ってJBTでの様子を見て来たそうですが、いかがでしたか?
尾島:はい、去年のサマーセールの時に比べると2まわりは成長していました。ふっくらしていて、まだ余裕のある感じですが、体は立派になりましたね。実際に見て安心しました。
赤見:調整などはどんな状況なんでしょうか?
尾島:今は成長を促すよう軽めの調整をしていますが、牧場の方とも話してそろそろ15-15くらいは乗って行くということです。4月半ばにもう一度見に来る予定なので、その時の状態を見ていつ頃入厩するのかオーナーサイドと相談するつもりです。
赤見:性格的にはどうですか?
尾島:アドマイヤムーンの女の子なので、少しピリっとしたところは持っているようですね。でも調教では素直だし、前向きに走ってくれる性格です。母父がゴールドアリュールなのでダートはもちろんですが、芝でも使ってみたいという気持ちはありますね。デビューしたらJRA認定競走を勝って、京都か中京に連れて行くのが目標です。
(2015.7.21撮影)
赤見:去年調教師デビューした尾島先生ですが、しっかりと結果を出してますね。
尾島:本当に周りの皆さんのお蔭です。いい馬を預けていただいていますし、スタッフも一生懸命がんばってくれてすごく助かっています。
調教師になってみて、騎手の時とはまた違う視点で馬を見るようになりました。特に1頭の馬に対する時間はとても増えましたね。ご縁があってうちに来ることになった馬たちには、きっちりと力を出せるようにしてあげたいし、それが僕の責任です。こうやって、キアーロの2014のように新馬から預けてもらえるのはとても光栄ですし、クラブの馬ということで注目度も高くなると思います。いい緊張感の中でやらせてもらえるので、僕も馬と一緒に成長していけるようがんばります!