【年度代表馬&最優秀短距離馬&4歳以上最優秀牝馬:ラブミーチャン】
小林祥晃オーナー
「わたしの場合は、地方競馬が若い頃から大好きで、地方競馬でこういう賞をいただけてとても嬉しいです。
ラブミーチャンは本当に頑張りやの女の子です。
オーナーとしては...、2歳で年度代表馬をいただいて、3歳の春に中央の『桜花賞』にどうしても行きたくて、彼女に無理を強いてしまって、オーナーとして未熟だったと彼女に謝るところです。
あの仔の場合は中央の馬として入厩したにも関わらず、デビュー出来なくて、名前も変えて笠松に入厩したという経緯がありました。
それでいて、2歳で獲った年度代表馬だったものですから、余計に 『地方の力を見せてやろう』 と思ってしまいまして、オーナーとして力んでしまいました。
その後もまたね、そんなに悪い成績ではなかったですけど、5歳になって牝馬としてはさらなる成長というのはちょっと考えずらい中で、こんな大きな賞をいただけるような活躍をしてくれて、とても嬉しいです。
中でも一番嬉しかったのは、【最優秀短距離馬】をいただいたことなんです。
あんなに速い仔なのに、NARの最優秀短距離馬の中に名前がないのは可哀想だなと思っていたので。
実はそれが一番嬉しかったですね。
この仔は、神様からもらった贈り物だと思っています。
大きな賞を何度もいただくことが出来て...関係者にも感謝しています。
もし人間だったら、世界を救うんじゃないかと思うくらい、そのくらい頑張り屋さんなんですよ。
この後の予定ですが、前々から考えている夢がありまして。
地方競馬の全競馬場で走らせたいんです。
たくさんのファンがいる馬ですから、全国のファンの皆さんにこの仔が走る姿を見ていただきたいという気持ちもあります。
福山は残念ながら廃止になってしまうので、遠征することが叶わなかったんですが、遠征したことがないのは、後は高知と金沢なんです。
28日に地元笠松の『オッズパークグランプリ』を使って、その後に高知の『黒船賞』を目指す予定でいます。
今年はJBCが金沢なんでね、秋はそこが目標です。
フリオーソがいなくなっちゃって、今年はラブミーチャンに頑張ってもらわないと。
彼女がしゃべれたら、「いいかげんにしてよ」と言うかもしれませんが(笑)。
彼女が頑張っている間に、フリオーソやラブミーチャンのような馬が育って欲しいです。
わたしの馬たちの中にも候補はいるので、頑張って欲しいですね」
【ダートグレード競走特別賞:エスポワールシチー】
友駿ホースクラブ代表
「いつも一生懸命走ってくれる馬です。
今年も今の所順調に来ていて、『フェブラリーステークス』を目指しています。
今年も現役続行で、もちろん地方競馬に遠征するプランもあります。
このような賞をいただいて、会員の方々もとても喜んでくれています。
他にもたくさんのファンの方が応援してくれますので、今年も力を発揮できるよう態勢を整えて頑張ります」
受賞者のみなさん、おめでとうございました!
来年はどんな顔ぶれになるのか...今年一年の活躍が楽しみですね♪