5月ですねぇ〜。GWですねぇ〜。みなさま、どうお過ごしですか?
私は帰省も出来ず、部屋でパソコンと睨めっこの日々です・・。
2年前までは群馬記念があって、高崎競馬場が1番盛り上がる時だったのに。
先日群馬に帰省した時に、境町トレーニングセンターと、高崎競馬場へ行って来ました。
境トレセンは、『境町共同トレーニングセンター』と名称を変え、現在は育成牧場になっています。
元高崎や栃木、新潟の競馬関係者12人が育成事業者として厩舎を開き、それを元高崎の調騎会長だった渋谷先生が社長としてまとめています。今後は南関東の外厩を目指し、セキュリティ強化をするそうです。坂路の建設計画もあり、着々と進化を遂げています。
現在も、調教師免許や騎手免許を更新している方もいて、本当に凄い根性だな・・と感心。
現役時代お世話になった、久保田騎手もその一人。
子供さんの進学など、家庭の事情でどうしても群馬を離れる事が出来ず、移籍を諦めた久保田さん。
私の所属厩舎の馬に数多く騎乗していて、私が乗りきれない馬も嫌な顔せず乗ってくれた、優しいお兄ちゃん的存在です。外厩制度が決まったら、境の馬でレースに出られるかもしれない・・という話があるそうです。久保田さんは、「数多く乗せてほしいと言ってる訳じゃないんだ。今の仕事もあるしね。ただ、レースに乗れる事になれば、励みになるんだよ。」と言ってました。
騎手にとって、レースに乗る、という事は1番大切な事です。1度経験したら、あの感覚を忘れる事は絶対に出来ません!いつか、久保田さんや境で頑張っている人達の願いが叶うといいな・・と思いながら、
第2の実家をあとにしました。
続いて高崎競馬場。現在は場外馬券場になっていて、年間300日近く売られているそうです。
渋谷先生から、「もう馬場はないよ。」と聞かされていたので、実際行きたくなかった・・。
でも、高崎競馬場がどうなったか、自分の目で確かめたい気持ちもありました。
競馬場に着くと、懐かしさで泣きそうになってしまった私・・まず両親に頼んで馬場を見てきてもらうと、
「コンクリートで舗装されてる。」との事。わかっていた事なのに、いざ競馬場に来ると悲しくて、どうしても見る事が出来ませんでした・・。
殺人的急カーブの1コーナーを回りきれず、真っ直ぐ走って行く馬や、外ラチがないために植木に突っ込む馬、直角の3コーナーの角に激突する馬や、内ラチが低すぎて飛び超えてしまう馬・・高崎のコースだからこそ見られた珍現象は、数えきれません。
現実には、もうなくなってしまった高崎競馬場。だけど、私の中ではいつまでも、あのトリッキーなコースが存在し続けているのです。
ちなみに、新BBS出来ました!HPは現在製作中です!!
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