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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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名古屋・ゴールドウイング賞

 10月12日に笠松で行われたジュニアクラウンは笠松所属馬のみで争われたが、その後現在では地方・中央ともにインフルエンザの陽性馬がゼロとなり、ゴールドウイング賞は地元名古屋6頭、笠松6頭の対戦となった。
 しかし今年は、やはり馬インフルエンザの影響があるのか、出走12頭のうち7頭が未勝利馬というやや寂しいメンバー構成。
 そんな中、目をひくのはデビューから2戦2勝のアジュディサクセス。2戦ともにスピードの違いを見せつけての逃げ切りだが、初戦がただがむしゃらに逃げて最後はややバテた感じで差を詰められたのに対し、距離が1400メートルに延びた2戦目は、3〜4コーナーで後続を引きつけ直線で突き放すという余裕のある勝ち方だった。それでも直線では、しっぽを振ったり、頭を振ったりで、子供っぽいところを見せていた。それだけに、まじめに走るのを覚えれば、将来楽しみな存在になるだろう。
 相手にはもう1頭の2勝馬、ビガール。ここまで4戦2勝、2着1回。1400メートルを2度経験し、持ちタイムではアジュディサクセスを上まわる。
 笠松所属馬ではアイドルメンバーに期待してみたい。ここまで未勝利だが2着は3回。北海道から笠松に移籍し、すでに9戦しているが、掲示板を外したのはデビュー戦のみ(7着)と堅実に走っている。父はダービーグランプリ、川崎記念、第1回のJBCクラシックと、地方ばかりでGIを3勝したレギュラーメンバーということでも注目したい。
 ◎アジュディサクセス
 ○ビガール
 ▲アイドルメンバー
 ところで、笠松・ジュニアクラウンのエントリで、「カルラネイチャーの産駒はおそらく毎年一桁だろう」と書いた。が、ちゃんと調べたらこれは大きな間違いだったので、ここでお詫びし、訂正しておく次第。
 ジュニアクラウンを勝ったチェイリュイと同じ今年2歳の世代は、なんと39頭に種付けされ、26頭の産駒が生まれ、そのうち23頭もが血統登録されていた。
 実はこの世代は突出して産駒が多いのだが、これは99年に生まれた3世代目の産駒から、03年の道営2冠に加え道営記念まで制したビックネイチャーが出たからだ。その03年はカルラネイチャーの種付はゼロになっていたのだが、ビックネイチャーの活躍によって、翌年には種付が39頭まで飛躍的に伸びたというわけだった。
 カルラネイチャー産駒は、通算で56頭がデビューし、そのうちなんと47頭もが1勝以上を挙げているというきわめて高い勝ち上がり率(10月15日現在)。質の高い牝馬にコンスタントに種付けがされていれば、もっと活躍馬が出たのではないかと思うのだが。

2007/10/23
重賞予想

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