NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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笠松競馬場では厩舎移転工事のため1600メートルのスタート地点が変更され、それまで1600メートルだった距離設定が3月30日からは1580メートルとなった。以来、この距離で行われる初めての重賞だ。
重賞勝ち馬がいないメンバーの中で、名古屋のカトレアノクターンは2歳7月の新馬戦で5着に敗れた以外は重賞も含めてここまですべて3着以内を確保。重賞初挑戦となったスプリングカップでは、勝ったアストラビアンコには離されたものの牝馬では最先着の3着。続く前走東海クイーンカップでは遠征勢が強く、それでも地元馬最先着の3着。勝ったティーズセラフ、2着ゴーゴーツヨシは、この日園田で行われるのじぎく賞でも上位人気になりそうな実力馬。東海クイーンカップよりかなり相手が楽になったここで初タイトルのチャンスだ。
もう1頭重賞で好走しているのが地元笠松のリバーストリート。デビューした門別では1600メートルのフローラルカップで差のない3着があった。笠松移籍初戦の準重賞・ジュニアクラウンを制し、ネクストスター笠松で2着。3歳になってからは結果が出ていないが、名古屋の牝馬同士の準重賞・梅桜賞では、2着カトレアノクターンからコンマ4秒差の4着。どこまで迫れるか。
ナンゴクドリームは門別1勝から名古屋移籍後に2勝。前走東海クイーンカップでは3着カトレアノクターンに2馬身差4着だったが、勝ったティーズセラフを2番手で追走し、2着争いの中での4着。その展開を考えれば能力的にヒケをとらない。
ベラジオジュピターはデビューした門別では4着が最高の成績だったが、笠松移籍後に3勝をマーク。前走3歳牝馬の特別戦では2着に3馬身差をつけて逃げ切る快勝だった。ここに来て確実に力をつけている。
ジュニアグローリーで5着リバーストリートに先着(4着)したリトルリリイ、中央未勝利から転入して3戦1勝、2着2回のクインズツバキらも圏内候補。
◎10カトレアノクターン
◯9リバーストリート
▲4ナンゴクドリーム
△7ベラジオジュピター
△6リトルリリイ
△2クインズツバキ
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南関東から大挙4頭が遠征してきた。中でもグランダム・ジャパン(GDJ)3歳シーズンのポイントで、僅差ではあるものの目下1位のティーズセラフ(浦和)が中心。ユングフラウ賞3着、桜花賞5着は勝ち馬と差のある結果ではあったが、勝ったのが圧倒的に強かったアンジュルナでは仕方ない。前走東海クイーンカップでは逃げて楽な手応えのまま直線を向いて追い出されると、あっという間に後続との差を広げて完勝。ここも同じ1700メートルで、引き続き吉原騎手なら期待は大きい。勝てばGDJのポイントで他馬を引き離してのトップに立てる。
大井のプリンセスデイジーは桃花賞(準重賞)を制して優先出走権を獲得した桜花賞へは向かわず距離延長の路線を選択。1800メートルの大井・アザレア特別2着のあと、東京プリンセス賞では8着だったが、逃げた断然人気のアンジュルナをピタリとマークしていく展開はいかにも厳しいも。アンジュルナも2着に負けるほどだった。ここは巻き返しがかかる一戦だ。
2歳時に門別でリリーカップ、フルールカップともに2着と好走していたミスティライズは、川崎移籍初戦で3歳初戦となった川崎1500メートルの3歳牝馬限定特別戦を勝利。佐賀に遠征したル・プランタン賞(1800メートル)は2着だったが、佐賀で無敵のサキドリトッケンにクビ差に迫った。門別では短距離を使われていたが、マイルから中距離路線での期待となりそうだ。
ウィルラウスは北海道からの遠征。2歳時の重賞では盛岡・プリンセスカップでの4着が最高の成績だったが、ホッカイドウ競馬のシーズンが明けての初戦は古馬に格付けされB4〜C3の1700メートルの特別戦で好位から直線で抜け出しての快勝。3歳牝馬同士なら勝負になる。
地元兵庫勢では、前走東海クイーンカップでティーズセラフに2馬身半差で2着だったゴーゴーツヨシが地の利を生かして差を詰められるかどうか。
もう1頭南関東では大井のファーマドール。3歳になっての重賞では結果を残せていないが連下争いなら。
◎4ティーズセラフ
◯3プリンセスデイジー
▲8ミスティライズ
△10ウィルラウス
△9ゴーゴーツヨシ
△12ファーマドール
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