NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
サクラヒメは昨シーズン12戦6勝、2着3回という成績だが、牝馬限定重賞のカーネーションカップ、ヒロインズカップは重量に苦しめられ勝つことができなかった。それでも牡馬一線級相手のドリームエイジカップを制したことでは、牝馬ではナンバーワンというべき能力の高さを示した。今回も690kgのトップハンデではあるものの、昨年30kg差があって先着されたダイヤカツヒメとは10kg差。さらに1月のヒロインズカップでは最大50kgというハンデ差があったのが今回は30kg差。重量差がかなり楽になっただけに負けられない一戦だ。
一方、1月のヒロインズカップを制したダイヤカツヒメは、今季初戦の前走A2特別を勝ったことでA1に昇級して重量面でやや厳しくなった。とはいえ680kgは苦にする重量でもなく、年明けの好調ぶりからやはり相手筆頭。
A2格付けで670kgのスイ、シンエイアロイ、アローリキヒメらは、近走勝ったり負けたりという成績。展開次第でダイヤカツヒメとも好勝負になりそう。
近走やや不振のピュアリーナナセだが、ヒロインズカップではダイヤカツヒメと10kg差で2着に好走しており、今回20kg差なら侮れない。
◎8サクラヒメ
◯1ダイヤカツヒメ
▲3スイ
△2シンエイアロイ
△5アローリキヒメ
△6ピュアリーナナセ
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