グランダム・ジャパンの初年度、2010年には地元岩手所属馬が勝ったものの、それ以降は遠征馬の勝利が続いているこのレース。今回も地元馬は1頭のみで7頭立て。南関東から5頭、北海道から1頭が遠征してきた。
大井のノーブルシルエットは中央でオープン昇級後の3戦、いずれも勝ち馬と1秒以内の差という成績で大井に移籍。初戦となったスパーキングレディーカップJpnIIIでは着順こそ5着だが勝ち馬と0秒5差。前走フリオーソレジェンドカップは、スタートで外からカジノフォンテンに被され、その後2番手でうまく外に出したもののキャッスルトップに直後で突かれる厳しい展開。その先行3頭は総崩れという結果だけに度外視としていいだろう。地方の牝馬限定、しかも7頭立てとメンバーはかなり楽になった。
相手筆頭はサルサレイア。2年以上馬券圏内がないが、出走しているのは牝馬同士のダートグレードか南関東の重賞がほとんど。それでも4着5着はたびたびあり、勝ち馬との差も多くが1秒前後。7頭立ての少頭数でもあり、今回のメンバーなら久々の馬券圏内も期待できそう。
北海道から遠征のレスペディーザは、ノースクイーンカップではサルサレイアを4着にしりぞけて勝利。とはいえ戦ってきた相手関係や経験からサルサレイアのほうを上にとった。
ティーズハクアは、昨年2月以降、勝ち星から遠ざかっているとはいえ、2着が7回。その中には、昨年の浦和・桜花賞、ロジータ記念でスピーディキックの2着も。今回は相手がかなり楽になった。
中央3勝クラスから大井に移籍したベルゼールも連下争いなら。
◎6ノーブルシルエット
◯4サルサレイア
▲5レスペディーザ
△1ティーズハクア
△7ベルゼール
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