NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
西日本ダービーを制して無敵の快進撃を続ける3歳牝馬スーパーバンタムが、いよいよハクサンアマゾネスと直接対決となる。
が、ハクサンアマゾネスは一昨年第1回のこのレースを制して以降、連対を外したのはいずれもダートグレードで、金沢で地方馬同士の敗戦は2着2回だけ。今年5歳で、すでに重賞は13勝。スーパーバンタムにとって古馬初対戦が金沢の現役不動のチャンピオンでは、さすがに壁が高そう。
とはいえスーパーバンタムも初遠征となった西日本ダービーを制して重賞5連勝で、2歳年末から目下8連勝中と底を見せていない。女王ハクサンアマゾネスに対してどんなレースを見せるか。
そのハクサンアマゾネスに昨年5月の徽軫賞で土をつけたのがネオアマゾネス。ハナをとって4コーナー手前ではハクサンアマゾネスに迫られたが、直線で振り切って3馬身差の完勝だった。前走A1特別は4着だったが、そのときの勝ち馬ファストフラッシュも今年4月の金沢スプリングカップでハクサンアマゾネスを負かしたことのある馬。1500メートルは徽軫賞を連覇している舞台で、展開ひとつでチャンスはある。
笠松から参戦のビルボードクィーンは僅差での好走続き。昨年秋の加賀友禅賞(5着)以来の重賞挑戦でどこまでやれるか。
名古屋から遠征のダイセンハッピー、佐賀から転入2戦目のアイメイドイットらも上位食い込みを狙えそう。
◎9ハクサンアマゾネス
○11スーパーバンタム
▲7ネオアマゾネス
△5ビルボードクィーン
△6ダイセンハッピー
△8アイメイドイット
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