ソロユニットは目下3連勝中で、メンバー中唯一の3勝馬。というのみならず、3連勝がいずれも好タイム。デビューから1000メートル戦を使われてきて、前走初めての1200メートル戦では、好スタートも控えて2番手からレースを進めると、直線を向くまで手応え十分。後方から伸びてくる馬もいたが、気合をつければつけるだけ伸びて、後続との差を詰めさせなかった。ひとつ上の半姉に先月グランシャリオ門別スプリントを制したアザワクがいるという血統でも注目だ。
レディブラウンは、2走前のウィナーズチャレンジでは2着だったが、勝ったマーサマイディアはその後フルールカップを59秒7という好タイムで制した。続く前走ターフチャレンジは4着だったが、やはりレベルの高い争いだった。牝馬同士の今回のメンバーでは能力上位と見る。
マイハンプスは1700メートルのアタックチャレンジは差のある4着だったが、距離を1200メートルに戻した前走では直線後続を寄せ付けないままの逃げ切りで、1分14秒3も好タイム。そのレースぶりからさらなる充実も期待できそう。
とにかく速いトンデコパは、前走フルールカップではゴール前まで粘りを見せ、勝ったマーサマイディアに半馬身差の2着。ただ1200メートルになると失速してしまうように距離が長い。溜め逃げに持ち込んでどこまで粘れるか。
1200メートルのウィナーズチャレンジでは2着レディブラウンに3/4馬身差で3着だったブルーカルセドニー、2走前のアタックチャレンジでマイハンプスの2着だったティーズアレディーらも上位を狙えそう。
◎3ソロユニット
○10レディブラウン
▲11マイハンプス
△2トンデコパ
△4ブルーカルセドニー
△12ティーズアレディー
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MRO金賞では2着に敗れたニュータウンガールだが、ハクサンアマゾネスを目標に仕掛け、直線でこれを競り落として完全に勝ったかと思ったところ、4コーナーでもまだ後方2番手だったフジヤマブシに出し抜けを食らう形で差し切られたもの。力負けではなく、ここはあらためて東海地区世代ナンバー1の実力を見せたいところ。
そのMRO金賞で4着に好走したのがタイニーパワー。道中はハクサンアマゾネスをピタリとマークしていって、勝ち馬ともニュータウンガールともコンマ4秒差。中央未勝利から移籍して確実に力をつけており、展開次第ではここで逆転という可能性もある。
ここまで重賞で2着5回というのがダルマワンサ。先着されたのはエイシンハルニレが2度あるだけで、ほかはみな異なる馬たち。ということでは運に恵まれない。ただ好走はマイル以下で、特にここ3戦は1400メートル以下の短距離戦。初めての1900メートル戦でどこまでやれるか。
中央1勝から転入して、ぎふ清流カップで3着だったドラゴンウォリアーもさらなる上昇があれば勝ち負けまで期待できそう。
距離が課題もオーシャンスカイ、東海ダービー5着だったティーポンドらも連下争いなら。
◎8ニュータウンガール
○4タイニーパワー
▲6ダルマワンサ
△10ドラゴンウォリアー
△9オーシャンスカイ
△1ティーポンド
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