NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
北海道のハッピーグリンは、函館オープンの巴賞では、52キロという斤量に恵まれたとはいえ、勝ったナイトオブナイツにアタマ+クビ差という惜しい3着。続く前走1000万条件はさすがに楽勝だった。中央のオープンでも通用する実力を見せ、さて、重賞クラスとなるとどうかという挑戦が始まる。ここを勝って、富士ステークスからGIのマイルチャンピオンシップを目指すということのようだ。
例年のこのレースのレベルならハッピーグリン楽勝となりそうだが、手強い相手となりそうなのが、中央オープンから岩手転入初戦のガリバルディ。今年4月にはGIIのマイラーズカップ4着があり、前走中京記念(10着)からも2カ月の間隔。しかもマイルを中心に使われてきたとあれば割り引く材料はない。あとは環境の変化と盛岡の芝がどうか。
岩手の芝重賞で6勝を挙げているサンエイゴールドも、さすがに上記2頭が相手ではあまり強気になれない。
サンエイゴールドが真っ向勝負を挑んで崩れたときに、岩手の芝重賞で実績のあるキャッスルクラウン、ロキ、エイシンエルヴィンらが馬券圏内を狙えそう。
◎13ハッピーグリン
○7ガリバルディ
▲4サンエイゴールド
△6キャッスルクラウン
△5ロキ
△11エイシンエルヴィン
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