このレース4年連続出走で3連覇がかかるのが北海道のジュエルクイーン。一昨年、昨年はノースクイーンカップからブリーダーズゴールドカップJpnIIIを使っての強行軍だったが、今年は無理をせず当初からブリーダーズゴールドカップJpnIIIはスキップしての参戦が表明されていた。グランダム・ジャパンは、2014年の2歳シーズンに優勝したが、2015年の3歳シーズンは5位、同年古馬シーズン6位、2016年の古馬シーズン2位、2017年3位と、デビュー以来毎年のようにグランダム・ジャパンのタイトルを目指しながら、2歳シーズン以外は女王の座を逃している。今年の古馬シーズンは、すでに対象レースで2勝を挙げているディアマルコとの争いとなりそうだ。
NARグランプリ2017で3歳最優秀牝馬に選出されたステップオブダンスは、今年ここまでに2戦。前走兵庫サマークイーン賞はディアマルコに5馬身差をつけられる完敗の2着。叩き2戦目での上積みに期待だろう。
地元勢はやはりトライアルのフェアリーカップ上位馬から。逃げ切って勝ったのはアリッサム。ゴール前、ユッコの追い上げを1馬身差で振り切った粘りに期待したいところ。
そのユッコは、一昨年がジュエルクイーンに半馬身差の2着で、昨年はジュエルクイーンの4着。約1年勝ち星から遠ざかっているが、対戦しているのは牡馬の一線級。その経験が生きるかどうか。
ダンストンレガーメも昨年3歳時の留守杯日高賞以来勝ち星から遠ざかっているが、フェアリーカップでは中団から差を詰めてコンマ3秒差の4着。牝馬同士ならチャンスはありそう。
◎4ジュエルクイーン
○5ステップオブダンス
▲7アリッサム
△8ユッコ
△1ダンストンレガーメ
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