NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
好調馬が揃って難解な一戦。注目はカツゲキキトキトだが、問題は距離と斤量。1400メートル戦では2走前のターコイズオープンがたしかに完勝という内容だったものの、3コーナー過ぎから仕掛けたときの勢いがそれほどでもなく、逃げたハナノパレードを捉えるのに少し苦労していた。そして勝ちタイムは稍重で1分29秒2。
対してワールドエンドは水沢から名古屋の1400メートル戦で2連勝し、その勝ちタイムや斤量を比較すると、今回カツゲキキトキトのほうが2キロ余分に背負うとなれば、この条件ではワールドエンドが勝っていると見るべきだろう。それにしてもワールドエンドは、なぜ名古屋だとこんなに走るのだろう。
昨年秋にA1特別で2勝を挙げているヴェリテが3番手。
2走前がカツゲキキトキトの3着、前走がヴェリテの2着だったゴールドブラザー、さらに昨年8月22日のホウセンカ特別以降A級特別で3着以内を外していないアカデミックドレスらも上位に食い込む能力はある。
オンワードハドソン、ハナノパレードらも実力的に差はなさそうだが、9頭立てでそこまで手を広げるわけにもいかないので今回は見送る。
◎4ワールドエンド
◯3カツゲキキトキト
▲1ヴェリテ
△9ゴールドブラザー
△8アカデミックドレス
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