岩見沢記念とまったく同じメンバーで争われる北見記念。その岩見沢記念は9番人気のホクショウユウキが勝って大波乱の結果となった。そのなかで目立っていたのが、障害を越えてからのキタノタイショウの歩き。高重量戦でのこの馬の平地の歩きは目を見張るものがある。この重量なら別定プラス20キロも気にしない。10番枠だが、外の枠からゲートに入れていた19日(天気:晴れ)の開催で、その大外の枠はけっこう馬券にからんでいたので、それも目をつぶることにする。
ニシキエーカンは、旭川記念2着、北斗賞4着、そして岩見沢記念3着と、5歳ながら古馬重賞線戦での安定勢力にまでなった。
インフィニティーは、ばんえいグランプリ4着に岩見沢記念も4着。基礎重量がさらに重くなったところで、この馬自身は別定重量の加増を課されてないとあれば、出番も十分にあるのではないか。
岩見沢記念で1番人気ながら9着に敗れたニュータカラコマは、障害をまったく上がらなかった。巻き返しのかかる一戦。
この重量でも十分にこなせるホリセンショウに、岩見沢記念を制したホクショウユウキまで。
岩見沢記念で本命にして6着だったオイドンだが、まだこの重量は無理なような気がした。フジダイビクトリーは、別定プラス30キロはいかにもきびしい。
◎10キタノタイショウ
◯2ニシキエーカン
▲7インフィニティー
△9ニュータカラコマ
△1ホリセンショウ
△6ホクショウユウキ
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10月12日のシリウス特別を勝ってデビューから2連勝としたダイリンザン。カシノマラドーナが後続を離して逃げ4コーナーでも先頭で、そのまま楽勝かと思ったところ、ダイリンザンがゴール前で余裕のある感じで差し切った。直線を向いたあたりではまだ口向きが悪く目いっぱいに走ってない感じで、ちゃんと走ったのは最後の100メートルほど。まだまだ力を出し切っていない。とはいえ、幼い面があるということでは、力を出さないままという可能性もないわけではない。ただ現時点での能力ということでは、今回のメンバーなら最上位だろう。
2着のカシノマラドーナ、3着のタイムオブウォータと、シリウス特別の着順のままの予想。
9月27日のリゲル特別を勝ったイッセイイチダイは、同じ1750メートルの良馬場でも2秒以上遅いタイム。連下争いまでだろう。
ダイリンザン、イッセイイチダイは、ともにヴァーミリアンの初年度産駒ということでも注目したい。
◎7ダイリンザン
◯1カシノマラドーナ
▲5タイムオブウォータ
△10イッセイイチダイ
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2週前に行われたハーベストカップは、4着までがコンマ1秒差、9着までもコンマ5秒差以内という大接戦だった。
大外12番枠から先行勢のうしろを追走してゴール前一気に迫り、勝ったダブルスパークをクビ差まで追い詰めたチェリービスティーに期待する。7月には同じ芝1000メートルのOROスプリント特別を58秒2という好タイムで勝っていたことも評価できる。
ハーベストカップで1番人気に支持されながら8着だったドリームフォワードだが、転入初戦の桂樹杯の圧勝ぶり、そして中央では芝1200メートルを中心に使われていたことを考えれば、見限るのはまだ早い。
ダイワスペシャルは、ハーベストカップでメンバー中最速の上がりで3着。この馬もやはり中央時代は芝の短距離を中心に使われていた。
このレース3連覇がかかるのがライトマッスル。前走ハーベストカップは勝ち馬からコンマ1秒差の4着に踏ん張ったが、今シーズンはまだダートで1勝を上げたのみというのが気になるところ。
ハーベストカップからの連勝を狙うダブルスパーク、同5着のコスモアックスらも差はない。
南関東からの遠征馬では、短距離のみを使われているダンシングロイヤルが、中央時以来久々の芝でどうか。
◎10チェリービスティー
◯4ドリームフォワード
▲14ダイワスペシャル
△3ライトマッスル
△6ダブルスパーク
△9コスモアックス
△13ダンシングロイヤル
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