2歳のこの時期、しかも絶対的に軽い重量でのハンデ差が上下50キロというのは、いくら同世代同士で実力が抜けているオイドンとはいえ、いかにも厳しい。ここは好調の軽ハンデ馬から。
中心は、別定重量加増なしの580キロで、4戦連続連対中のホクショウバルト。3走前にはA-1戦で牝馬のヘイセイオトメにやや離されはしたが2着。そのときは20キロ差だったものが、今回は10キロ差だけに逆転は可能だろう。まだまだ上を目指せる実力の持ち主。 相手は、19日のA-1戦で接戦だった上位の4頭だが、中でもフナノコーネルが3連勝中と好調だ。しかもデビューから連対を外したのが3回のみという安定感が光る。こちらを本命にするか迷ったのだが、10番枠に入ってしまったので対抗とした。
レットフジは、そのA-1戦でフナノコーネルに惜しくも届かず2着。ここ3戦は常にフナノコーネルと差のないレースをしているだけに、展開次第では逆転の目も。
ヘイセイオトメ、イワキも実力的にそれほど差はない。
◎ホクショウバルト
○フナノコーネル
▲レットフジ
△ヘイセイオトメ
△イワキ
北海道ではフレッシュチャレンジ勝ちがあり、笠松にトレードされ笠松・名古屋で2連勝のコアレスバトラーの力が抜けている。3走前、移籍してからの笠松初戦は、今回も出走している人気馬を一蹴。中央遠征の2戦はともに惨敗だが、中央の厳しいペースを経験したことでさらに力をつけている可能性もある。
相手にはモエレウェバリング。10月と11月には、それぞれ笠松・名古屋の2歳1組特別を勝利。12月になって3組戦で負けているものの、重賞や中央遠征の豊富な経験は、2歳のこの時期であればアドバンテージとなるだろう。
メンバー中、唯一の重賞勝ち馬モエレトゥループは、ジュニアクラウンを勝ったあと勝ち星がないが、上位争いにからんでくる力はまだまだあるはず。
オーナーシップは、デビュー7戦目の前走でようやくJRA認定勝ちを果たしたが、一度も3着を外していない堅実な成績が光る。
リンドドレイクは、前々走でコアレスバトラーにクビ差2着と好走し、オーナーシップには先着。この馬もデビュー以来大崩れが少ない堅実派だ。
◎コアレスバトラー
○モエレウェバリング
▲モエレトゥループ
△オーナーシップ
△リンドドレイク