
シアンモア記念で接戦を演じた東海の2頭が、ここにも揃って遠征してきた。キングスゾーンにとっては、このレース連覇に加え、シアンモア記念から岩手の重賞連勝もかかる。
対する地元岩手勢は、そのシアンモア記念で3着だったゴールドマインが今回は不在。近走オープンクラスで1秒以上の差をつけられて負けているメンバーがほとんどでは、厳しい戦いとなりそうだ。
期待したいのは船橋のライジングウェーブ。2000メートルのゆったり流れる展開は、この馬に味方しそうだ。昨年5月の大井記念以来勝ち星から遠ざかっていて、特にここ2走は掲示板も外しているが、相手が好調のマズルブラストや、ダートグレードでも上位争いのセレンではしかたない。3走前の報知オールスターカップでは、1番人気のマルヨフェニックスが8着に沈み、ライジングウェーブは勝ったマズルブラストからコンマ3秒差の3着。このときはマルヨフェニックスがまったくらしくないレースぶりだっただけに、これがそのまま力差ではないが、近走のお互いの対戦相手を考えれば、やはりライジングウェーブに分がありそうだ。
シアンモア記念では、叩き合いの末キングスゾーンに半馬身差で屈したマルヨフェニックスだが、この距離で雪辱を果たしたいところ。
おそらくこの3頭の争いだろうが、どれかが崩れたときに食い込むチャンスが回ってきそうなのが、菅原勲騎手を配してきた船橋のセトノギムレット。南関東ではA2格付けだが、昨年キングスゾーンが勝ったときの2着リュウノキングダムも、やはり南関東A2クラスだった。
地元勢では中央から転入初戦を圧勝したジョウテンロマンに未知の魅力がありそうだが、移籍前は中央1000万下で2桁着順が続いていたレベル。このレベルでは、残念ながら上位3頭に太刀打ちはできないだろう。
◎ライジングウェーブ
○マルヨフェニックス
▲キングスゾーン
△セトノギムレット