
JpnIIIの黒船賞だが、過去の勝ち馬を見ると、ノボジャック、サウスヴィグラス、マイネルセレクト、ブルーコンコルドと、GI(JpnI)勝ち馬がずらり。残念ながら昨年は休止されたが、ダート短距離路線では重要なレースとなっていることは間違いない。
原因不明の顔面神経痛から復活したフェラーリピサが、このメンバーでは実力最上位。根岸ステークスGIIIでは好位3番手から直線絶好の手ごたえで抜け出した。続くフェブラリーステークスGIは並み居るGI馬に混じって、勝ったサクセスブロッケンの驚異のコースレコードから0秒4差の5着。ヴァーミリアン(6着)には先着した。高知競馬場は小回りでレースがしやすい競馬場ではないが、実力が出せれば負けることはないだろう。
相手はアルドラゴン。兵庫に移籍してからは惜しいところでダートグレードのタイトルに手が届いていないが、JBCスプリントJpnI3着以降は好調持続。フェラーリピサは手ごわいが一矢報いたいところ。
ヴァンクルタテヤマは東京盃JpnIIで1番人気に期待されながら3着に敗れて以来の実戦。休み明けでどうかだが、まだまだ底を見せていない楽しみはある。
前回(07年)の覇者リミットレスビッドは、10歳となってさすがに全盛時の力を期待するのは酷だろう。
トーセンブライトは、昨年のマリーンステークスでフェラーリピサをしりぞけ、エルムステークスGIIIでは同馬の1 1/4馬身差の2着。人気がないようなら一発を警戒したい。
◎フェラーリピサ
○アルドラゴン
▲ヴァンクルタテヤマ
△リミットレスビッド
△トーセンブライト
兵庫から移設された福山牝馬特別に続いて、笠松から同じレース名のまま移ってきた若草賞。JRAオークスのステップ競走代表馬選定レースという位置づけも笠松時代のままだ。
このレースの前哨戦として行われた福山プリンセスカップは、1番人気のマルサンジョイが向正面早め先頭から押し切るという強い内容。2着以下は何度かやれば順番は変わりそうだが、同じメンバーならマルサンジョイ優位はゆるぎそうもない。
ただやはり層の厚さを考えると、福山よりも東海・兵庫の実績馬を上にとるべきだろう。
で、中心は、重賞未勝利ながら前走名古屋・スプリングカップで直線目のさめるような末脚を繰り出して3着に食い込んだトウホクビジン。直線の短い福山で追込みは厳しいが、もともと岩手時代は先行して直線粘るというレースをしていた。展開は、流れ次第で自在に対応できそうだ。
相手は、園田クイーンセレクションの覇者バージンサファイヤ。兵庫ジュニアグランプリJpnIIでも地方最先着の5着で、実績ではメンバー中ナンバーワン。おそらくこの2頭の一騎打ちだと思うが、ちょっと気にかかるのは、主戦の木村健騎手がアルドラゴンで高知・黒船賞に遠征して乗替りになること。
3番手に福山プリンセスカップを勝ったマルサンジョイ。
兵庫のタラリアは、北海道時代にJRA認定未勝利を勝ったのみという実績だが、兵庫の3歳上位クラスで好走歴があり、連下なら十分に可能性はありそう。
福山プリンセスカップで2番人気に推された(5着)ゲンノアイ、同3着のモエロナツコなどはこのメンバーに入って善戦できるかどうか。
◎トウホクビジン
○バージンサファイヤ
▲マルサンジョイ
△タラリア
△モエロナツコ
△ゲンノアイ