NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
それにしても今年のJBCクラシックは豪華メンバーとなった。中央5頭に船橋のフリオーソと、実にフルゲートの半数がGI(JpnI)馬というメンバー構成。フリオーソ以外の地方馬が馬券圏内に食い込むのは容易ではなさそうだ。
ヴァーミリアン、サクセスブロッケン、どちらの実績もここであらためて説明する必要はないだろう。ヴァーミリアンがダートチャンピオンの座を守るか、それともサクセスブロッケンによる覇権交代なるか。
ともに休養明けだけに、どこまで仕上げているかもポイントとなりそうだ。ヴァーミリアンは昨年のJBCもドバイ遠征以来だったが、昨年と今年ではドバイでの負け方が違う。しんがりに敗れたショックから立ち直っているかどうか。ならばサクセスブロッケンの若さに賭けたい。
ボンネビルレコードは、的場文男騎手が乗れないのは残念。とはいえ、内田博幸騎手でも大井所属時代に重賞(金盃)を勝っているだけに心配はなさそう。ただ、ちょっとイヤらしい見方かもしれないが、的場騎手だと走ると言われているものの、もしかして南関東のみで走るという可能性も否定できない。
フリオーソもチャンスは十分あると思うが、なにせメンバーがメンバーだけに順番をつけると△になってしまった。関東圏から外に出たことがないというのも不安材料。
フィールドルージュは、フェブラリーステークス競走中止の影響があるやなしやで、さすがに重い印は打ちにくい。佐賀記念JpnIIIを勝ったチャンストウライは地の利で上位食い込みなるか。
◎サクセスブロッケン
○ヴァーミリアン
▲ボンネビルレコード
△フリオーソ
△フィールドルージュ
△チャンストウライ