浜松オート所属の27期・浅田真吾選手にお話をお聞きしました。
(取材日4/8)
―選手になろうと思ったきっかけは何ですか?
私は愛知県出身で、オートレースの事は知らなかったんです。ただ元々バイクが大好きだったので、バイク雑誌はずっと読んでいました、するとこういう職業(オートレーサー)があるというのを知りました。レースを生で見に行ったら一発で惚れ込んで、レーサーになりたいと思うようになりました。最初見た時は音もすごかったし格好良く見えましたね。当時は今より音も凄かったし、自分にはすごく格好良く見えました。一回、26期を受験して落ちまして、もう一回27期を受けて受かったんです。(合格通知が来た時は)すごく嬉しかったですね。
―養成所に入ってからはどうでしたか?
いろいろ大変ではありましたけれど、楽しい思い出もいっぱいあります。まあ楽しく過ごせましたね。体力的にはそんなにつらくはなかったです。
バイクはそれまでも乗っていたんですけど、市販のバイクとは全然違うと思いました。オートレースをするためだけの競走車なので。押しがけも大変でしたね。真夏だったのですごく汗をかいたりして。でもバイクに乗るのが大好きなので、楽しい思い出もいっぱいあります。
―デビュー戦のことは覚えていますか?
同ハンに1級車がいたのを覚えています。デビュー戦はただ逃げるだけだと思っていたのですが、同ハンがいてちょっとびっくりして、全然レースできなかったですね。
―ここまでやってきて印象に残っているレースはありますか?
初めてG2を取ったレースは嬉しかったです。一番、悪い意味で覚えているのは人を落とした時があって、年末にあったG2の決勝戦で落車してしまって、それは逆に覚えています。お客さんにも迷惑をかけてしまって。それは忘れられないといえば忘れられないです。
―オートレーサーとしてやってきて嬉しかったことは何ですか?
優勝して、たくさんお金を持って帰れる時は嬉しいですね。
―逆に苦しかったことは?
人に迷惑をかけたりすると気持ち的にも落ちますね。申し訳ないですね。
―昔から体形があまり変わっていないですけど、何か取り組んでいることはあるのですか?
まあ食事制限というか、できるだけたくさんは食べないようにしています。ただ、最近は少しお腹が出てきています(笑)。
歳とともに代謝が悪くなっているのか分からないですけど。若い頃に比べたら少し太ってきているので気をつけています。
―オフの日はどんな過ごし方をしていますか?
休みの日もほぼバイクをいじっています。バイクは何台か持っていまして、一番大きいのはCBX1000です。
小さいバイクも好きなので『モンキー』とか『ゴリラ』も乗っています。バイクいじりが好きなのでオートレースの整備も苦にはならないです。
―今、課題を挙げるとしたら?
今、最重ハンでなかなか通用していないので、もうちょっとしっかり戦えるようにしたいですね。
―当面の目標として掲げるとしたら?
目標っていうのは特に考えていないです。毎日一生懸命走ろうってだけで。
―後輩もだいぶ入ってきましたけど、気になる選手はいますか?
弟子(浜松36期・栗原佳祐選手)を取ったんですが、すでに速いので、すごいと思います。
―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
これからも1走1走、毎日一生懸命走ります。
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