川口オート所属の38期・運天諒雅選手にお話をお聞きしました。
(取材日2/24)
-2月13日の優勝戦、惜しかったですね(準優勝)。
そうですね、悔しい結果で終わってしまいました。最後に張らなければチャンスがあったので、もったいなかったです。早川さん(早川清太郎選手・伊勢崎29期)が内側に見えて、抑え切ったと思って開けたら、自分のタイヤに負担がきていました。そこは自分が考え切れていなかったところなので、まだまだ経験不足ですね。自分の走り方としてタイヤに負担をかけていたので、それが最後に出てしまったのだと思います。
-ただ、ここ最近は走りが良くなっていると思うのですが、ご自身の中で何か意識していることはありますか?
年末のスーパースターフェスタの補充から『ペルセウス』に乗せ換えてもらって、そこからですね。ドドドやハネもなくなって、一気に自分の中で変わりました。それまではドドドやハネが出やすいタイプだったので、できるだけ出ないようなセッティングにしていたのですが、少しでもズレると練習でもハネてしまうような状態でした。今のエンジンは文句なしに完璧な状態です。
-このエンジンは、どなたかが乗っていたものなのですか?
黒川さん(黒川京介選手・川口33期)が2級車時代に乗っていたエンジンです。すごく良いエンジンですね。上がりタイムも初めて3秒台を出しましたし、直線も1級車と変わりません。
-走りの面も変わりましたか?
全然違います。開けるだけで進んでくれるエンジンなので......。ただ、先輩方には「いいエンジンに乗って学ぶこともあるから、今、元のエンジンに戻っても同じくらいのタイムが出せるんじゃないか」とも言われています。
-今、オートレーサーとして一年ちょっとやってきましたが、振り返ってみてどうですか?
苦しいですね。やっぱり勝負の世界は甘くないですし、全員が勝ちたいという気持ちで走っているので厳しいです。何をしても結果が出ない時もありましたし、一年ずっと厳しかったです。お客さんの車券に貢献できない時もありましたし、ただ一人で走っているだけのような時期もあったので、去年は大変な一年だったと思います。今年は出だしが最高ですね。
-現時点で何か取り組んでいることはありますか?
目標は、最重ハンデの20メートル前になること、Aランクになること、そして優勝することの3つを掲げています。今はとにかく優勝とAランクに向けて、1月から6月の審査期間を頑張ろうという意識で取り組んでいます。流れは良いので、この感じを続けていきたいですね。
-スタートはどうですか?
一時期は切れない時期もありましたが、今年に入ってからはずっと切れています。すごく良いです。吹かし方を変えたことでエンジンもついてきてくれて、かなり良くなりました。いかに食われないかという感じなので難しいですが、今年はあまり食われることは少ないかもしれません。
-そもそもオートレーサーを目指した理由は何ですか?
川口出身で、2歳の頃に両親に連れられてレース場に来ていたそうです。自分は覚えていませんが、物心がついた頃にはオートレーサーを目指していました。サッカーをやっていた時期もあって一度離れたこともありましたが、川口に住んでいるので爆音が風に乗って聞こえてきて、「あ、今日やっているんだ」と思ったりしていました。格好いいと思ったのは中学2年の時のスーパースター王座決定戦で、青山さん(青山周平選手・伊勢崎31期)が優勝したレースです。当時は通常マフラーで、スタンドも開放されていて、とても格好良かったです。本当に意識したのは高校生の頃で、37期の試験を受けて落ちてしまい、その後38期募集の時にキューポラ杯で佐藤摩弥さん(佐藤摩弥選手・川口31期)が優勝する姿を見て、本気でオートレーサーになりたいと思いました。
-合格通知が来た時はどう思いましたか?
やっぱりうれしかったですね。これでオートレーサーになれるぞ、と。ただ、合格しただけではなれず、養成所に入らなければいけませんでした。でも好きなことなので苦ではなかったです。
-デビュー戦を迎えた時はどんな気持ちでしたか?
うれしかったです。1着を取る気満々でしたが、惨敗してしまい、やはり勝負の世界は甘くないと感じました。最初は抜かれる時のスピードがとても速く感じましたね。今はレース感覚に慣れていますが、当時はとんでもなかったです。
-師匠を含めてグループの環境はどうですか?
最高ですね。本当に高塚さん(高塚義明選手・川口29期)には感謝しています。師匠がいない開催や、面倒を見てくださる先輩がいない時でも、黒川さんや平田さん(平田雅崇選手・川口29期)が見てくださいますし、若井さん(若井友和選手・川口25期)はレース後にアドバイスをくださいます。練習参加の時もいろいろ教えていただいています。ロッカーの隣は摩弥さんで、日頃から多くのことを教えていただいています。
-休みの日はどんな過ごし方をしていますか?
サウナに行ったり、運転が好きなのでドライブに出かけたりしています。グループの先輩方や同期のレースはできるだけ見るようにしていて、そこで勉強しています。
-最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
いつも車券を購入していただき、ありがとうございます。今年はAランクを目指しています。お客さんの車券に貢献できるよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
(オートタイムス編集部)
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川口オート所属の26期・深谷輝選手にお話をお聞きしました。
(取材日2/24)
-長い療養生活(約1年8ヶ月)でしたけど、どのような気持ちで過ごしていましたか?
復帰できるとは思っていなかったぐらいの事故でしたからね。ずっとリハビリはやっていたんですけど、リハビリといっても痛いのが先に来ていたので、基本はリハビリっていうほどのリハビリはできなかったんですよ。痛みがすごかったから筋トレとかのリハビリはできていなかったです。まずは筋肉が固まらないようにマッサージをしていた感じですね。復帰できる感じはなかったですね。
-ケガをするきっかけはどのような事故でしたか?
外でバイクに乗っている時に車に突っ込まれちゃって...。相手が一時停止を無視して、完全にもらい事故でした。最悪でしたよ。
-診断はどのような感じだったのですか?
もう、左半身は全部ダメ。大腿骨もやられて...。ずっとICU(集中治療室)でしたよ。3週間ICUに居て、頭がおかしくなりそうでした。復帰どうこうじゃなくて、生きるか死ぬかっていう感じだったから、死ななくてよかったですよ。復帰のメドがたったのは去年の11月ですね。生活があるから、やらなきゃって...。でも、主治医の先生は「復帰しちゃダメ」って言っていましたよ。「オートレースの選手はやらないでくれ」って。次にもしケガしたら大変なことになるって言ってましたから、できればオートレースはやめてくれって感じで、ずっと言われていましたね。でも、自分は他のことはできないし、やるしかないと思って...。大変でしたよ。
-復帰して最初のレースはどういう気持ちで迎えましたか?
やっぱり、ケガしないようにってことしか考えていなかったですね。まあ、今でもそうですし。
-乗った感覚とかはどうでしたか?
まあ、オートレースのバイクで事故はしていないから、腰回りやハンドル回りは生きていたので、その辺はなんともなかったです。ただ、筋力がなくて、スピード感とかに耐えられなかったです。『すごいな、このバイク』みたいな感じでしたよ。車を抑えるのにも力がいるし、2周くらいでもうキツかったですよ。練習で体を慣らしていったけど、今でもキツいです。でも、レース中よりも、普通の仕事(整備)の方がキツいです。力が入らないので、タイヤ交換とかがむちゃくちゃキツいです。基本的に左腕は動くけど、可動域が小さい中で仕事をしないといけないので...。
-わりと早めに復帰後の1着を取れましたね(復帰後3走目)。
たまたまですよ。整備よりも乗る方がまだいいですね。整備する方が全然キツい。
-ここまでオートレーサーとしてやってきて嬉しかったことは何かありますか?
やっぱり仲間ですよね。こんな大きな事故をしたけど、仲間がみんな待っていてくれて、助けてくれました。人には恵まれたのかなって思います。みんながいろいろ助けてくれたし、復帰しても喜んでくれたし。本当に周りに恵まれていますよ。
-逆にレーサーとしてやってきて苦しかったことはありますか?
それは毎日じゃないですかね。毎日、大変なことはあると思うけど、自分は性格的にあまりそう思わないようにしています。好きでオートレーサーになったわけですし。
-オートレーサーになろうと思ったきっかけは?
やっぱり小さい頃から親父とオートレースを見に行っていて、ですよね。その時は田代さん(元オートレーサー・田代祐一さん)が好きでしたね。最終3コーナーで必ず突っ込んでくれるんですよ。曲がれない時もあるんですけど、それが自分の中ではモットー。田代さんならしょうがないしっていうのもあったし、やっぱり田代さんですよ。
-当面の目標はありますか?
目標はもう、事故をしない。本当に落車だけは絶対にやばいから、事故だけはしないように一生懸命頑張るのが目標です。
-休みの日はどんな過ごし方をしていますか?
運動はできないので、犬の散歩くらいですね。走ることも全然できないですし、基本は階段を下りられないから...。なるべく動くようにはしてるけど、散歩しか本当にできない感じ。
-最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
とりあえず復帰できて良かったです。これからも事故しないように頑張ります。応援してくれたら嬉しいです。
(オートタイムス編集部)
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