ちょっと更新が遅くなりましたが、15日の高知の模様をお伝えします。
黒船賞はこちら↓にレポートしていますので、
黒船賞はダノンレジェンドが連覇!
今回は藤田菜七子騎手についてのレポートです☆
藤田騎手見たさに1レースからものすごい人が来場しました。
入場者数は前年比167%増の2660人。
売店の売れ行きもものすごく、黒船賞前には完売しているお店もありました。
菜七子効果、おそるべしです!
初勝利か?と注目された3レース。
メトロノースに騎乗して逃げましたが、3コーナー辺りで手応えが怪しくなって3着に。
勝ったのは大先輩の別府真衣騎手でした!さすがまいーごです☆
レース後の会見で、別府騎手は
「菜七子ちゃん、ごめん!と思いながら差し切ってました(笑)。みんなに怒られたけど、そこは勝負なので。
今日一日を通して、菜七子ちゃんが成長しているところが見られてすごいなと思いました。1レースごとに上手くなっているし、最後の2レースは高知のレースに慣れて流れに乗っていました。
ファンの方もものすごかったですね。1レースからこんなに人がいることがないので人間が物見しちゃいました(笑)
また菜七子ちゃんにはぜひ高知に来て欲しいですし、別の場所でもまた一緒に乗りたいです」
そして、藤田騎手は
「別府騎手にいろいろ教えてもらいたいと思って高知に来て、その通りいろいろ教えてもらいましたし、これからもまた教えて欲しいです。
別府騎手は本当にベテランの技というか、フォームもキレイだし追い方もキレイだし、すごい方だと思います。
初勝利が出来なかったのは悔しいですが、JRAとはまた違ったコース形態の高知で競馬をさせてもらったことは、とても勉強になりました。
プレッシャーもありますが、それを力に変えてがんばります!」
そして、温かい眼差しで見守っていた根本調教師は
「まずは、別府騎手はじめ高知競馬の皆さん、応援してくれたたくさんの方々に感謝しています。
レースを見ていると、小回りの高知にも上手に対応していたので、対応能力は凄いのかなと思いました。
あとは勝負所でもう少しガツンと行ければいいと思うので、その辺りはもっと経験を積んで学んでほしいです」
3レースのメトロノース、そして12レースも騎乗依頼をした別府真司調教師は
「高知で初勝利させてあげたかったです。
やっぱりJRAのレースとは違いますから、高知ではスタートしてもう少し気合を付けて逃げた方がリズムに乗れるんですよ。
でもその辺りも経験して、今後に活きてくれればと思います。
うちの娘のデビューの頃より落ち着いて乗れていますよ。
高知競馬も盛り上がったし、またぜひ遠征に来てほしいですね」
そして、高知の帝王・赤岡修次騎手は
「新人の子にしたらきっちり乗れてますよ。違和感はないですね。
ただ、やっぱり勝負となると普段乗り慣れていない小回りなので、最初のゲートを出して行くという対応が難しかったと思います。
慣れてくれば、すぐに対応できるようになると思いますね。
1レースからすごい人が来てくれて、こんなに来るんやって驚きました。
効果は絶大ですね。
初勝利してくれたら一番よかったですけど、高知を盛り上げてくれてとても感謝しています。
また一緒に乗りたいです」
ということで、初勝利はお預けとなりましたが、高知競馬を大いに盛り上げてくれた藤田菜七子騎手。
今週末は初の重賞騎乗も控えていますので、これからもぜひがんばって欲しいです!!