昨日のTCK女王盃は、ホワイトフーガが貫録の勝利を収めました!
JBCレディスクラシックの上位陣が揃って不在だったこのレースでは、勝って当たり前というくらいの存在でしょう。
道中はいつも以上に前向きさが目立ちましたが、パワースポットの猛追を退けて見事今年の初戦を飾りました☆
大野拓弥騎手
「今年初戦を勝ててホッとしています。
レースは思っていたよりもペースが遅くて前めに付ける形になり、正直どうなるかと思いました。でも追い出してからも反応が良かったですね。
ただ、パワースポットには以前騎乗したことがあって、すごく切れる馬だということはわかっていたのでそこは気にしていました。
相手もいい脚を使いましたが、最後までよく頑張ってくれましたね。
昨秋から馬が良くなっていて、特に後ろ脚の踏み込みがしっかりしました。これまでは左右差があったんですけど、そこが成長して本当にバランスが良くなりました。
次走はフェブラリーということですけど、男馬相手でも流れ的には今日の舞台よりも向くと思うので、いい形でレースに向かえればと思います」
高木登調教師
「今日は1本被りの人気だったので、勝ててホッとしています。
これまで戦ってきた相手を考えても、今日は負けられない一戦でしたから。
レースはペースが遅くて、前に馬を置けなかったので、道中ハミを噛んでしまいヒヤヒヤしました。
パワースポットがすごい脚で伸びて来たので直線は固まって見ていたんですが、凌いでくれて良かったです。
次走はフェブラリーステークスの予定です。
今年は女王として、交流重賞を含めタイトルを獲りたいです」
2着はものすごい勢いでホワイトフーガに迫ったパワースポット。
真島大輔騎手
「8歳ですが体は傷んでいないし若いですね。
今日もけっこう揉まれていたのにあれだけ脚を使ってくれるとは。
相当いい脚を使ってくれて、一瞬交わせるかと思いました。
相手は強いけれど、展開次第では巻き返せるんじゃないかと思います」
菊澤隆徳調教師
「初騎乗ですが真島騎手が上手く乗ってくれましたね。
キャリアが豊富な馬で、馬群もへっちゃらなんです。今日はスローの中よく我慢してくれました」
3着は4歳馬タマノブリュネットが踏ん張りました。
戸崎圭太騎手
「初めて乗せてもらいましたが、力があってレースがとても上手な馬です。
これからもっとやれると思います」
ダート2戦目となったディアマイダーリンは、手応えいまいちで5着という結果に。
菊澤隆徳調教師
「マークが厳しかったし、この馬の持ち味を生かせる展開にならなかったですね。
パサパサの馬場も厳しかったと思います。
今日は力負けとは思っていないし、これからの馬ですよ」
今年の牝馬路線を引っ張って行くであろうホワイトフーガですが、フェブラリーステークス挑戦ということで、牡馬に混じってどのくらいやれるか楽しみです。
引退した前女王サンビスタのように、頑張って欲しいですね。