いよいよ今年も、Road to JBC が始まります!
Road to JBC とは、11月3日(火)に大井競馬場で行われる"ダート競馬の祭典"JBCへの優先出走権を懸けた戦いで、
9月30日(水)東京盃 / 大井 (JBCスプリント)
10月 1日(木)レディスプレリュード / 大井 (JBCレディスクラシック)
10月 7日(水)日本テレビ盃 / 船橋 (JBCクラシック)
10月12日(月)南部杯 / 盛岡 (JBCクラシック or JBCスプリント)
という日程で行われます。
どのレースも毎年注目されますが、今年は本番のJBCが大井開催ということで、特に東京盃とレディスプレリュードは豪華メンバーが集結した印象です。
まずは東京盃。
*30日大井 第11R『東京盃』 1200m 20:10発走*
本命にしたのはダノンレジェンドです。
カペラステークスを圧勝した時にはかなり驚きましたが、続く黒船賞、東京スプリントと番手に控えて差し切る競馬を見せ、完全に本格化しました。
それまでも逃げれば強いという感じでしたが、番手からでもレースができるようになって、レースに幅ができたことがより強くなった要因だと思います。
北海道スプリントカップでは、珍しくスタートダッシュがつかずに後方からの競馬となりましたが
これまでだったら馬群に沈んでいた展開の中、外から猛然と追い込んで3着を確保。
1番人気だっただけに3着は残念でしたが、内容だけを見れば負けて強し。
続くクラスターカップではバッチリとスタートを決めて楽々の逃げ切り勝ちですから、北海道の負けはそれほど悲観することはないと思っています。
現状、スプリントチャンピオンに一番近い馬。
大外枠になりましたが、今ならば別に逃げなくてもいいし、好スタートが決まれば内の馬次第で逃げてもいいので、包まれない分いい枠だと思います。
ここを勝って勢いよくJBCへと挑んで欲しいです。
対抗はちょっと悩んだのですが、牝馬コーリンベリーにしました。
昨年のJBCレディスクラシックでは、一線級の牝馬たちに歯が立たなかったわけですが、距離も1800mとこの馬にとっては長かったことが響きました。
今年は牡馬相手でも短距離路線にシフト。
まず4月のコーラルステークスの強さが半端なく、さらにかきつばた記念でも並み居る牡馬を率いて逃げ切り勝ち。
この辺りで、これまでいっそう強くなったと感じていたのですが、プロキオンステークスで2着に粘ったのは立派です!
今回は久しぶりに1200mを走りますが、ダートの1200は2戦2勝と相性バツグン。
他にもハナっ速い馬がいるので先行争いは激しくなりそうですが、この馬のスピードと粘りに期待します。
地方勢からはタガノジンガロに注目。
前走のサマーチャンピオンはタガノトネールの2着でしたが、流れ込んでの2着ではなく、強気に攻めていって、自分から動いて行っての2着ですから、相当な価値があると思っています。
これまでの経験から1400がベストだと思いますが、昔と比べてだいぶ器用になったし、直線の長い大井の馬場ならば、初めての1200mもこなしてくれるのではないでしょうか。
JBCと同じこの舞台で、強豪が集る中で結果が出せれば、本番に向けて夢が広がります。
北海道スプリントカップを快勝したシゲルカガも怖い存在です。
ただ、前走のサマーチャンピオンのタレ方がちょっと早すぎたのでは?と感じているので少し評価を抑えました。
逃げたい馬の中では内側に入ったし、距離も1200mならば粘れるのでは。
◎15、ダノンレジェンド
〇10、コーリンベリー
▲4、タガノジンガロ
△7、シゲルカガ
△9、サトノタイガー