同じく5日、高知では重賞『二十四万石賞』が行なわれます!!
二十四万石賞出走表
ここは…かなり難しいですねぇ〜。波乱の予感がします。
まず本命は【セトノヒット】。今年高知に移籍して来て3戦を消化。2勝3着1回と好成績を残しています。前走は福山に遠征して快勝☆2歳時には『函館2歳S』や『札幌2歳S』にも出走した逸材ですからね!地方競馬でもう一花咲かせてほしいです♪
対抗は…本来なら【マリスブラッシュ】といいたいところだけど、激しかった『黒船賞』のあともう1戦しているところが気になりますね。今回は1900mだし、さすがに厳しいかと…。
そこで、困った時の赤岡修次【ビッグインディ】にします!
高知に移籍してからは…逃げてみたり〜好位に付いてみたり〜追い込んでみたり〜…と、華麗な脚質を披露していますね。今回は距離も伸びるので、どんな風にレースを運ぶのか、リーディングジョッキーの手綱捌きに注目したいと思います!
そして【ロマンタッチ】。別府真衣騎手に初重賞制覇をプレゼントした馬ですね。最近は勝ち星から遠ざかっていますが、後方から追い込んで来る脚には迫力があります。脚質的にも距離延長はプラスではないでしょうか。
◎4、セトノヒット
○8、ビッグインディ
▲3、ロマンタッチ
△2、オリジナルステップ
△1、マリスブラッシュ
3月28日の2レースで落馬負傷してしまった別府真衣騎手は、現在も入院中です。
肋骨にヒビが入ってしまったのと、脾臓から出血があるということでした。
別府騎手は、「早く治して馬に乗りたいです!」と話してくれました。
身体を治して、またマイーゴスマイルを見せてほしいです!
4月に入り、いよいよ本格的に春がやってきました!やぁ〜っと暖かくなって来ましたね。
このコラムも、なんとなんと4年目に突入です。連載を始めた時には、右も左もわからずに子犬のように震えながら書いていましたが…今ではライフワークになってます♪
みなさん、4年目のRed Viewも、ぜひぜひよろしくお願いします!!
さて明日5日には、佐賀競馬場で3歳牝馬重賞『ル・プランタン賞』が行なわれます。
ル・プランタン賞出走表
ここは…1月以来のレースとなる【ギオンゴールド】に注目です。昨年の7月にデビューして8戦7勝というものすごい成績。唯一2着に負けた『九州ジュニアチャンピオン』は、牡馬との戦いでした。しかも前半はハナを切っていたけれど、早めに絡まれる展開となってかなり苦しかったはず。それでいて2着を確保したのは、まさに負けて強しといった感じ。
前走のレースから少し間隔があいていますが、中間にはゲート練習もして態勢は万全。前走で減ってしまった馬体も戻っているでしょう。不動の本命です!!
対抗が…悩むところなんですよね〜。
1勝馬で2着が5回もある【タソガレノビギーン】は、勝ち味に遅い気もするんですが…レースぶりは好位から渋太く粘るので、信頼度は高いです。
し・か・も!前走は古馬との戦いでした。9着に負けたとはいえ、古馬の中で揉まれたことは、必ず次に生きてくる!特にこの時期の3歳馬は、負けレースにこそ強くなるヒントが隠れているので要注意ですよ。
同じ理由で大井から戻って来た【スターオブジュディ】にも注目です。今回1800mの距離は初めてですが、直線の長い大井競馬場で1600m戦の経験があるので問題ないでしょう。強い馬たちと戦って来て、どのくらい成長しているか…楽しみです♪
◎7、ギオンゴールド
○4、タソガレビギーン
▲9、スターオブジュディ
△11、ダフィーフェントン
△1、マイネサブリナ
ついに・・・ついにこの日がやって来ました!
帯広競馬場で行なわれる『ばんえい記念』。世界ではドバイワールドカップが、中央では高松宮記念が行なわれ、そしてばんえい競馬の最高峰『ばんえい記念』ですよ。明日はものすごい日になるな〜・・
『ばんえい記念』の何がすごいかっていうと・・1トンのソリを引くところ!「いつも重いの引いてんじゃん。」と思ったあなた!ノンノン。
1トンを引くのは、1年に1度、このばんえい記念のみなのです。
なぜかというと・・さすがのばんばにとっても、1トンという重量は応えるから。ここで根性見せて好走すると、その後の反動が怖い。昨年のチャンピオンである【トモエパワー】も、ばんえい記念以来勝ち星から遠ざかっているのです。
このレースは。まさに[死闘]という言葉が相応しい。全身全霊、魂を懸けた戦いなのです!!
なんでこんなに熱く語っているか。それは・・・昨年生でレースを見て、号泣したから。
勝った負けたはもちろんですが、一生懸命重い荷物を引きながら、少しづつでも前に脚を踏み出す馬たちの姿を見て・・・
勝ち馬がゴールしても、すべての馬がゴールするまで止むことのない声援を聞いて・・・
必死に声を振り絞って応援する、子供たちの声が響いて・・・
あんな光景は、なかなか見られるもんじゃーないですよ。
ぜひ一度、帯広で観戦することをお勧めしますね!
さてさて今年のレースですが。勝ち星から1年遠ざかっているといっても、この重量ならば【トモエパワー】でしょう。このレースのために、1年間頑張って来たんですよ!待っていたんですよ!
サラブレッドと違って、ばんえいではレース当日も調教をつけます。この写真は昨年のばんえい記念の朝、トモエパワーの調教の様子を撮ったもの。
やっぱり。王者の風格っていうんですか?現れた瞬間、すぐにわかりましたね。3連覇がかかっている今年、ぜひとも復活した姿を見たいです!
と・・・・
ここまで一気に熱く語ってしまいましたが。
問題は、対抗なんですよ。大好きな、女傑【フクイズミ】ちゃんが出走しないのが残念なんですが。
とにかくこのレースは重い重量で実績を上げている馬、という視点で選んでいくと、10歳になった【ミサイルテンリュウ】ですね。
昨年は2着、一昨年は3着と、勝ちこそないものの好走しています。近走も勝ち切れないまでも安定したレースぶり。ここは実績を信頼します!
そして、今年の『帯広記念』で【フクイズミ】の2着に入った【ニシキダイジン】。あの時は、初の900キロを背負ってもきちんと障害を越えて、あわや1着か?というレースでした。【フクイズミ】の神憑り的な末脚に差されましたが、十分評価できる内容です!
◎2、トモエパワー
○9、ミサイルテンリュウ
▲6、ニシキダイジン
△4、ナリタボブサップ
△10、カネサブラック
名古屋競馬場で行われた『名古屋大賞典』、人気に応えて【スマートファルコン】が勝利しました!1900mで、コースを約1週半するレースでしたが、スタートを決めると終始先頭を走る危なげないレースっぷりで、最後の直線で【ワンダースピード】に迫られるも、1/2馬身抑えての勝利☆
[土屋真光さんに撮ってもらった写真です]
強いですね〜!!
『フェブラリーS』には向かわずに『佐賀記念』に出走したので、古馬一線級との力関係が疑問視されていましたが・・本当に強い!の一言ですよ。
騎乗した岩田康誠騎手も
「馬の調子もよくスタートも決まったので、ハナを主張しました。終始いい手応えでしたね。
力のある馬なので、最後まで我慢してくれました。ゴール前は余裕があったので、詰め寄られても安心して乗っていました。
秋にはJBCが行われる舞台なので、今日はそれを踏まえて乗りました。今後もっと強いレースができると思います!」
昨年の夏の『JDD』には【サクセスブロッケン】に完敗した【スマートファルコン】ですが、その後はパーフェクト連対で強さを増しています!今後どこでこの2頭が激突することになるのか・・・楽しみですね♪
次走は『かきつばた記念』を目指すとのこと。『黒船賞』を勝った【トーセンブライト】も『かきつばた記念』か『かしわ記念』を目指すそうなので、今年のゴールデンウィークの楽しみが増えました!!!
それにしてもこのレース・・・すごい配当でした〜。。
【スマートファルコン】の単勝が130円なのはいいとして、3連複が110円ですよ?!
【スマートファルコン】【ワンダースピード】【メイショウトウコン】の3頭は、今回は力が違ったという感じ。
その中で4着に踏ん張った【ベストタイザン】は、価値あるレースでした!【チャンストウライ】はプラス19キロでちょっと重めだったのかな。それでも最後は詰めて来ていたし、叩いた次に期待したいですね。
今回は、岩田騎手・小牧騎手という園田出身のワンツーフィニッシュに、下原騎手・木村健騎手・大山騎手という現園田所属の3人が騎乗し、11頭中騎乗した5人が園田出身ということに・・・
やっぱりレベルが高いですね!
昨日の高知はピーカンでしたね☆
・・・といっても現地には行ってませんが。。(写真は土屋真光さんが撮ってくれました♪)
ものすごい不良馬場の中行なわれた『黒船賞』。断然の一番人気【フェラーリピサ】を破ったのは・・
【トーセンブライト】でした!!
レースを振り返ってみると・・
スタートして、地元高知の赤岡騎手【ポートジェネラル】が思い切って先頭へ。2番手に【キングスゾーン】その外に【ヴァンクルタテヤマ】。内側に【メイショウバトラー】、中に【マルヨスポット】、そして【フェラーリピサ】と続きます。
その後ろに【リミットレスビッド】、内に【トーセンブライト】、中【アルドラゴン】、外【フサイチバルドル】で、【マリスブラッシュ】、最後方が福山の【ジューシー】という態勢。
向正面で【フェラーリピサ】と【メイショウバトラー】が動いて前の一団を捉え、3コーナーすぎには【ポートジェネラル】に並びかけます。
直線では【フェラーリピサ】圧勝か・・・と思いきや、コーナーを使って内から外に持ち出した【トーセンブライト】が並ぶ間もなく交わし去る!
3着は【トーセンブライト】と同じ位置から伸びて来た、地元の【フサイチバルドル】でした。
いや〜トーセンさん強かったですね!道中は内でじっと我慢して、3コーナーで上がって行きながら4コーナーでは外にいる・・・あの神業☆さすが安藤勝巳騎手ですよ!「いつの間に?!」って感じで、勝負できる位置に持って来ているんですよね。馬はロスなく運べたわけですから、最後はあの馬場でものすごい切れ味を披露してくれました。
【フェラーリピサ】も負けたとはいえ、正攻法の競馬で2着。昔よりもレースが上手になっているし、これからまだまだいいレースを見せてくれそうですね!
そして3着【フサイチバルドル】。よく頑張ったなぁ〜
馬が頑張ったのももちろん、騎乗した宮川実騎手の冷静かつガムシャラな手綱捌き!スタートして少し狭くなった場面でもジッと我慢していたし、向正面からのロングスパートでゴールまで追いっぱなしでしたが、【アルドラゴン】の急襲をしのいでよく3着を確保しました。
宮川実騎手というと、スタートが上手くて前に行って勝つというイメージが強かったんですが・・今回のレースでイメージ一新ですよ。これだけのメンバーで騎乗して結果を出したことは、相当大きな自信になるでしょうね!
これからの高知を背負って立つ人馬ですから、今後も期待してます♪