「馬に乗ってみるかい?」
と、クライブ・ブリテン調教師に言っていただいたのですが…
さすがに勇気がなく…………
そのかわり、自分の足でシッカリと歩いて来ました!!
いや〜長かった〜
まずは、サイドヒルから。
ラチはないんですけどね、この白いポッチみたいなのが、コースの目印になってます。
これくらいじゃあ、馬の制御が利かなくなったら、どっちでも行っちゃうでしょうねぇ〜。
登り始めて40分くらいで、7ハロンの頂上に到達しました!
ラストの登りがかなりきつくって、汗だくになりました。。
続いてウォーレンヒル。
こちらは真っ直ぐなので、ちょっと楽でした♪
でもラストの登りはサイドヒルよりも傾斜がきつかったです。。
どちらもきついということで。
登りきると、トトロに出てくるような森に入ります。
こんな風に、自然の施設を利用して鍛えている馬たち。
そりゃ、精神的にも肉体的にも、強くなるわけです!!
ニューマーケットの街から車で5分のところに、ナショナルスタッドがあります。
ここには…
世界的名馬【ミルリーフ】の、お墓と銅像がありました。
そして、ニューマーケットの街の中で、一際目立つ建物が…
ジョッキークラブです!
玄関前には、こちらも世界的名馬【ハイペリオン】像が置かれていました。
ジョッキークラブの隣には、競馬ミュージアムがあります☆
当たり前のことですが、説明書きが全部英語で…すべて理解することは出来なかったけど、写真や絵を見ているだけで、競馬の歴史を感じることが出来ました♪
街中が馬関係のニューマーケット☆
3日間の滞在でしたが、大好きになりましたっ!
いつかあの丘を馬と一緒に駆け上がってみたいな〜
新しい夢が出来ました♪
次の日の朝、訪れたのはクライブ・ブリテン厩舎!
こちらは日本と違って、調教師さんが自腹で厩舎を構えるのです。
だからもちろん、頭数制限もなし!
多い厩舎では200頭以上管理しているそうなんです。
調教をつけるライダーも、何十人と雇っています。
クライブ・ブリテン厩舎には、2人の日本人の男の子がいましたよ。
世界中からライダーが集まっていて、人種の坩堝って感じでした。
半分くらいは女性が活躍していましたし、広く門戸を開いているので、優秀な人材がたくさん集まってくるそうです。
建物だけではなく、準備運動をするコースも、調教師が所有しています。
イギリスで開業するというのは、並大抵のことではないですね。
だいたい、1つの厩舎で20〜30頭くらいが、一度にまとめて調教を開始します。
一列に並んで、みんなで準備運動したり、坂路に移動したりするので、他の馬の存在も怖くなくなるでしょうね。
そしてここが、夢にまで見たウォーレンヒル。
自然の丘を使った坂路です。
もう本当に広くて、長くて、美しくて…
感動的な景色でした〜
一人、コースの横に立っているのは馬主さん。
かなり真剣に調教を見ていました。
こんな場所で馬に乗れたら…本当に気持ちいいでしょうね〜
まぁ、調教ですから気持ちいいとか言ってる場合じゃないんでしょうけど…(笑)
ウォーレンヒルの頂上は、森みたいになってます。
木々の間を帰って来るんですよ〜。
本当に鳥肌ものですっ!!!
芝はこんな感じ。
ウォーレンヒルは、芝コースだけではなく、オールウェザーもありました。
道を挟んで隣が…サイドヒル。
これまたド迫力の坂路です!
こちらは直線だけではなく、最後は右にカーブしながら丘を登って行きます。
わかりますか?
ラチがないんです!
ラチがないんですよ!!
本当に馬をきちんと制御していないと、コースから外れてしまいますよね。
下から見ていると…遮るものが何もないので、空に向かって馬たちが走っていくようでした☆
もしも落馬したら…なかなか馬が捕まらないでしょうね。。
先週の月曜日から一週間、イギリスに行って来ました♪
ジョッキーだった頃からの、憧れのイギリス☆
現代競馬の発祥の地は、想像していたよりもスケールが大きくって、感動感激の連続でした!!
成田から直行便だと12時間…
私の場合はオーストリア経由だったので、約15時間の空の旅☆
ヒースロー空港に着いた日は、そのまま空港近くのホテルに泊まり、次の日、ヒースローから高速バスで約2時間…競馬の聖地ニューマーケットに到着しました!
ニューマーケットのシンボル、時計台。
街自体はとても小さいので、ほぼ徒歩で街中を歩けちゃいます♪
ここは馬の街なので…
銀行も、ピザ屋さんも、ホテルも、看板に馬の絵が描かれています。
街を歩いているだけで、とても楽しかったですよ♪
気候は北海道みたいな感じ。
湿気がなく、カラッとした空気で、気温も20度くらいでした。
馬には1番いいですよね。
ニューマーケットで1番最初に訪れたのは…
ローリーマイル競馬場!
ここはかなり歴史のある競馬場なんですよ。
開催はしていなかったので、誰もいませんでしたが…中まで入っていけちゃうところがイギリス風?!
コースは、なななんと!
直線2000メートルです!!
全くスタートが見えませんでした。。
馬場はこんな感じ。
芝の下の土がボコボコしていて平らじゃないし、芝もしっかりと根を張って、長く伸びています。
これは相当力のいる馬場ですね。
続いて…夏場に開催される、ジュライコース競馬場。
こちらは夏は白夜で、夜10時頃まで明るいため、時間的にはナイター開催なのですが、ライトは全く必要ないとのこと。
金曜の夜の開催だったため、残念ながら競馬を見ることができませんでした…
このコースは…3400メートルもあるそうです!
1600メートルまでは直線で走るということで、コースの全長は全く見えませんでした。
しかも!
写真でわかりますかね?
ものすごく、アップダウンが激しいんですよ。
直線で見えているところだけでも、3回上り下りしてます。
で、馬場はこんな感じ。
こちらも力が要りそうな芝。
このコースと芝を考えたら…ジョッキーはかなり大変でしょうね。
想像しただけで鳥肌が立ちました!
このコースには、直線の目の前の一等席に、車椅子の方用のエリアがありました。
こういう配慮は素晴らしいですよね!
そして、ゴール前にはベンチが!!
本当のゴール前ですから、興奮して座っていられないんじゃないでしょうか(笑)
こんなに近くで競馬が見られるなんで、臨場感たっぷりでしょうねぇ〜