昨日は大井競馬場で、今年最後のダートグレード『東京大賞典が行なわれました!
ダート界の総決算、かなり盛り上がりましたよ〜♪
レースは初のダートグレード挑戦となった地元・大井の【ブルーホーク】が逃げて、【サクセスブロッケン】が2番手。ペースはゆったりと流れたんですが・・・3コーナーの勝負どころからは各馬一斉にペースアップ!最後の直線では内【カネヒキリ】外【ヴァーミリアン】の壮絶な叩き合い!
【カネヒキリ】がクビ差で凌いで1着☆迫力あるレースでした。
1着カネヒキリ
ルメール騎手
「JCダートでも頑張ってくれたけど、今日も同じくらい頑張ってくれました。ペースが速くはなかったし、スタートも良かったので3番手に付けられました。ヴァーミリアンとマッチレースになるのを待ってました。両方の馬を知っているので、ゴールではカネヒキリの方が前にいると思ってました。
体調もいいので来年もいいレースを見せてくれるでしょう。」
角居調教師
「一戦一戦脚もととの戦いですね。前走の後も症状はなにも出てないけど注意しながら調教しました。レースももう2回使っているので状態も良くなっていましたね。
病気をもった脚だし、僚馬フラムドパシオンの故障もあって心配してましたが・・素晴らしい馬です!
最後の直線では、「カネ!」って声が出ましたね。ちょっとこの言い方はいやらしいね(笑)
強いカネヒキリを見せられて嬉しいです。今後のことはオーナーと相談しながらですが、フェブラリーSに向かっていくのかな、と思ってます。
年末にウオッカを出せなかったので責任を感じてたんですが、カネヒキリが勝ってくれてこんなに盛り上がって良かったです。また大井に期待ですね!」
2着ヴァーミリアン
武豊騎手
「負けるとしたらあの馬しかいないと思ってました・・・勝ちたかったな〜・・残念です。
ペースが思ったより速くならなかったけど、うまく対応してくれました。最後勝ちたかったです・・」
3着サクセスブロッケン
内田博幸騎手
「まだゆるいところがあって、グワーとハミ取って掛かってしまう。これからしっかりしてくれば、もっとラクに折り合いも付くようになると思います。
まだ3歳馬でよく頑張ってますよ。これからの馬ですね。」
4着ブルーコンコルド
幸英明騎手
「ゲート入りが1番最後だったので、中に入ってすぐに開いたことで馬がビックリして慌ててしまいました。それで出足がよくなかったです。道中はムキになってるところがあって、最後の伸びを欠いてしまいました。でも上位との差はそんなについてないし、まだまだやれそうな感じはしますよ!」
5着フリオーソ
戸崎圭太騎手
「最後まで伸びて付いていってますからね。よく頑張ってますよ。」
大激戦となった最後の直線は、ファンの方々の声援がものすごくて、感激して鳥肌が立ちました。本当にいいレースを見せてもらったし、また来年もどんなドラマがあるのか・・・楽しみですね♪
明日はばんえい競馬で2歳重賞『ヤングチャンピオンシップ』が行なわれます!!
このレースは[ばんえい甲子園]とも呼ばれているレースで、南北海道・釧路・北見・十勝の4つの馬産地別に選抜された馬たちで競い合うのですっ☆
ヤングチャンピオンシップ
私の本命は【キタノタイショウ】。目下4連勝中とものすごい勢いです。明日は少し雪が降るということで、馬場水分を考えた上でも前走6,6%で勝っているのは心強い!前走より15キロのプラス斤量ですが、トップハンデではないしここは踏ん張ってくれるのでは・・と期待してます。
対抗は9頭中唯一の女の子【タワノアヤカ】。前走から一気に30キロの重量がプラスされますが、馬体重はメンバー中1番重い1098キロ(前走時)。人間だったら、男子に混じって女子の方が重い体重・・・となれば相当落ち込みますが、そこはばんえい。これは歓迎すべき材料なのですよ!
重量が重くなったとはいえ、最軽量ですから。他の馬はもっと重くなってるのです。馬場が軽くなればなるほど、軽斤量を生かしてくれると思います。
そして『ナナカマド賞』を制している【ホクショウバンク】。トップハンデの600キロを背負うことになりますが、今までの実績からは外せないところ。ここまであげた3頭が強そうですが・・・明日の天気次第で台頭してくる馬もいると思うんです。ここは中継と睨めっこしながら悩むことになりますが、気になるのがサウスポー・大口騎手乗り替わり&困った時の【コーネルトップ】産駒(ばんえいのサンデーサイレンスのような種馬です)の【ライトアーム】と、前々走のレース内容が光る【アオノレクサス】の内2頭!
◎9、キタノタイショウ
○7、タワノアヤカ
▲4、ホクショウバンク
△1、ライトアーム
△2、アオノレクサス
明日はどのくらい雪が降るんでしょ〜ね・・・・
で、今年もやります場立ち予想!!
去年はかなり雪が降って超軽量馬場だった気がする・・今年はもう少し乾いているといいな。
明日は日本で1番遅いダービー『ばんえいダービー』が行われます!
ばんえいダービー出走表
牡馬730キロ、牝馬710キロと、今まで背負ってきた負担重量から一気に重くなります。
これまで1番重い斤量を背負ったことがあるのが【ライデンロック】の715キロ、続いて【ホクショウジャパン】の705キロ、本当にどんな競馬になるのか予想がつかないレースです。
1トンを背負う『ばんえい記念』のように、ここも第2障害越えやゴール前で、死闘が繰り広げられるのでは・・・
馬場状態も大事な要素。今現在の馬場水分が5,7%ということで、私の本命は先日牝馬三冠を達成した【ニシキエース】。
前走の『ばんえいオークス』は本当に強い勝ち方でした。【ニシキエース】を追いかけて第2障害を越えた【ウィナーナナ】が、最後一杯になってしまったところを見ても、突き放した【ニシキエース】の強さが際立ったレースでした。
今回はプラス40キロの負担重量ということになりますが・・・他の男子からは20キロのハンデがあるし、【アンローズ】や【サダエリコ】のように、ここを制してばんえいの女傑に成長してほしいと思います!
対抗は、これまでで1番重い斤量を引いて3着に健闘した【ライデンロック】。
『ばんえい菊花賞』では1番人気で9着に惨敗してしまいましたが、その後きっちり立て直して2着1着3着の安定した成績。これ以上馬場水分が増えると危ういけれど、力勝負になったら強いでしょう!
400万未満・500万未満クラスを2連勝している【オレワスゴイ】も勢いがありますね。ただ今までの成績から斤量泣きしそうなので、そこが不安。
2歳チャンピオンの【ホクショウジャパン】は10月の『秋桜賞』で惨敗しましたが、そこからは盛り返して安定したレースをしています。やはり大きなレースで混戦の場合はタイトルホルダーは外せません!
◎2、ニシキエース
○5、ライデンロック
▲9、オレワスゴイ
△3、ホクショウジャパン
△10、カイセテンザン
ばんえいはプチナイターで、『ばんえいダービー』の発走は17:25ですよ〜☆
12月24日、クリスマスイブの日に素敵なことがありました!
浦和競馬場で行なわれた重賞『オーバルスプリント』、高崎のリーディングジョッキーだった水野貴史騎手が、移籍後初の重賞制覇をなしとげたのです!!
高崎時代は、これでもか!ってくらい重賞を勝ちまくっていた水野騎手ですが、南関東に来てからはあと一歩のところで勝てずにいました。
本人も、「あれだけ重賞勝ってた人間が勝てなかったんだから・・・」と、今までの悔しさを滲ませていたけれど・・・。
ゴールした瞬間、「シャーッ」と言いながらガッツポーズをした水野騎手を見て、涙がブァーっと流れてきちゃいました。いつも冷静なのに、相当嬉しかったんだろうな・・とか、ここまで長かったな・・とか、色々なことが頭の中を駆け巡って・・・
自分が勝ったんじゃないのに、あんなに泣いたのは初めてですよ。嬉しかったなぁ〜・・
水野騎手には「何泣いてんだよー」って笑われたけど(笑)。今はなくなってしまった高崎競馬場ですが、そこで戦っていた私たちや、見に来てくれたファンの方たちにとっては、永遠なんだ・・って思いました。
私も負けずに頑張らなければ!
今年は今までで1番素敵なクリスマスイブになりました♪
水野騎手、おめでとうございます☆
明日は『名古屋グランプリ』ですよ〜♪クリスマス前に懐を温めたいものです・・・
名古屋グランプリといえば、ダートグレード競走の中で1番距離が長い!!しかも名古屋で行なわれるので、コーナーが8つもある!という特徴があります。
名古屋のコース
競走馬が小回りのコーナーを走ることを人間と同じように考えてはいけません!なぜなら馬は、ギャロップの時は必ずどちらかの後ろ脚を軸にして走っている。左手前の時には右の後ろ脚を軸にして、最後に左の前脚をつく、右手前の時は左の後ろ脚を軸に、最後に右の前脚をつく。
名古屋の場合右回りコースですから、直線は左手前、コーナーは右手前で走ることになります。ずっと同じ手前で走っているのは疲れるけれど、手前をコロコロと替えるのも馬にとっては負担になります。
なにしろ手前の替え方というのは、パカラッパカラッと走っている、「ッ」の部分の、空中に浮いている時に瞬時に入れ替えるわけですから。器用な馬なら勝手に自分で替えてくれるけど、不器用な馬だったら・・・・小回りコーナー8つというのは致命的になりますね。
さて、明日のメンバーを見てみると・・・・【メイショウトウコン】圧倒的人気になりそ〜・・なにしろ前走『ジャパンカップダート』では、【ヴァーミリアン】を破って2着でしたからね。
それに、今までは後ろから行って届かない――ってイメージだったんですけど、前々走の『JBCクラシック』や『ブリーダーズGC』を見ていると、昔よりも長くいい脚を使えるようになってると思うんです。
今回も早めにマクって追い込んで来る姿を期待します♪
対抗は【ヤマトマリオン】
この馬は小回りのコーナーを上手に使ってスパートをかけられるのが魅力。キレる脚はないので、【メイショウトウコン】相手にどんな競馬をするんでしょうか。幸騎手の手綱捌きにも注目したいところです。
前走は【ユキチャン】をマークできたので追走がラクでしたが、今回は自分の方が前で競馬して目標にされる・・・。でもやはり小回りは先行有利ですから、新・ダート女王として踏ん張ってもらいたい!!
地方勢からは【チャンストウライ】
強敵と戦って来て、随分力をつけている馬ですから。長い距離を生かして、なんとか中央勢に食らい付いてほしいです。
そして地元の【ゴールデンミション】には、デビュー3年目に入った今井貴大騎手が騎乗します!
NARグランプリ2007で新人賞を受賞した実力の持ち主!馬もまだ4歳だし、将来が楽しみな人馬です☆
名古屋といえば・・・角田調教師すごいですよね!年間205勝って・・・ジョッキーの方が勝ち星は多いものですけど。ホントすご過ぎです☆
このレースにも【ムーンバレイ】で参戦!距離が長いかな〜・・とは思いますが、今回唯一の逃げ馬ですから、見せ場以上のものを見せてくれるかも♪
◎9、メイショウトウコン
○7、ヤマトマリオン
▲12、チャンストウライ
△10、ゴールデンミション
△11、ムーンバレイ