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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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高知・黒潮スプリンターズカップ

 黒潮スプリンターズカップが新設されたのは97年だが、この年には黒潮マイルチャンピオンシップのほか、黒潮皐月賞、黒潮菊花賞も新設され、高知に3歳三冠路線ができた。
 三冠路線は現在まで引き続き行われているが、休止していた黒潮スプリンターズカップは2001年1月以来久々に、第5回として行われることになった。しかし今回、黒船賞が休止になった代わりに復活というのは、なんとなく複雑でもある。
 そういえば第1回の黒船賞が行われたのも97年度(98年3月)で、その第1回を勝った北野真弘騎手は現在兵庫に所属。そして黒潮スプリンターズカップの第1回を制したのは、このたびめでたくJRAの騎手試験に合格した鷹野宏史騎手だった。
 今回の黒潮スプリンターズカップは、当然地元高知所属馬のみで、フルゲート12頭。しかし騎手を見ると、高知で期間限定騎乗している岩手・山本聡哉騎手と船橋・本橋孝太騎手がいる。このあたりを見ても、時代は変わったなあと思う。
 さて、ここは昨年あたりからのA級特別や重賞で常に安定した成績を残しているトサローランとマリスブラッシュの争いと見る。近走のレース結果を見るとそれほど差はなさそうだが、昨年は建依別賞、珊瑚冠賞で、ともに1着トサローラン、2着マリスブラッシュという結果。斤量も変わりなく57キロとなれば、やはり大一番で勝負強いトサローランが本命ということになるだろう。大晦日の高知県知事賞では5着に敗れているが、これは2400メートルという距離だけに参考外としていいと思う。
 一角崩しならコスモジャイブ。高知に移籍してここまで7戦して2勝、2着2回。A級特別の選抜戦では9、4着と今ひとつの成績だが、2勝、2着2回はいずれも今回騎乗する赤岡修次騎手が手綱をとっている。重賞初挑戦だが、今や全国区になった赤岡騎手なら一発が期待できそうだ。
 休養明け2戦目のストロングボス、川崎記念に遠征(8着)したサンエムウルフも、過去の実績からは十分に上位食い込みの可能性はある。
 ◎トサローラン
 ○マリスブラッシュ
 ▲コスモジャイブ
 △ストロングボス
 △サンエムウルフ

2008/02/16
重賞予想

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