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斎藤修の重賞ピックアップ

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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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名古屋・梅見月杯

 3月20日の名古屋大賞典JpnIIIトライアルとして行われる梅見月杯だが、重賞勝ち馬は06年大晦日の尾張名古屋杯を勝ったコスモスパーブのみ、そして7頭立てと、やや寂しいメンバーとなった。
 ここは格からいってもコスモスパーブ中心。オープンクラスでコンスタントに走っているのは、兵庫所属馬を含めても、この馬しかいない。ここ2戦はともに重賞で2着と善戦。正月の名古屋記念は、後方追走から直線で差を詰め、勝ったレオカーディナルに1馬身差まで迫った。前走マイル争覇は、中団追走から直線しぶとく伸びてキングスゾーンの2着で、名古屋記念を勝ったレオカーディナル(3着)にも先着した。そのマイル争覇に比べれば、今回は相手がだいぶ軽くなっているだけに、尾張名古屋杯以来となるタイトル奪取のチャンス。
 対抗、というか、逆転できる可能性があるとすればサンキンスピーチ。正月の名古屋記念ではコスモスパーブから遅れること3馬身差の3着。その名古屋記念までは12戦連続連対でクラスを上げてきていただけに、その勢いに期待したいところ。ただ心配なのが距離。1600メートルでは抜群の成績を残しているものの、それを超える距離では勝ち星がひとつもない。ただ名古屋転入以降、一昨年の東海ダービー(11着)を除けば掲示板を一度も外していないので、今回のメンバーなら大崩れはないだろう。
 オッズ的にはおそらくこの2頭の組合せしか買えないと思う。
 押さえるなら、1月14日のガーネットオープン(A1)でウイニングウインドの2着があるテンカタイヘイに、12月6日の園田金杯で7着とはいえ勝ったベストタイザンから0秒6差とそれほど離されていないムサシボーあたりか。
 ◎コスモスパーブ
 ○サンキンスピーチ
 △テンカタイヘイ
 △ムサシボー
 ところで今回、アスカヘイローに騎乗する沼澤英知騎手は、冬季休催中の北海道から笠松に来ての期間限定騎乗。
 18日現在、名古屋・笠松で51戦して2着2回と勝ち星こそ上げていないものの、ここ3年ほどは北海道で年間150〜180回程度しか騎乗機会がなかっただけに、これだけ乗り鞍が確保できるのは貴重な経験となることだろう。
 この期間限定騎乗で目立つのはやはりトップジョッキーの活躍だが、普段地元では思うように騎乗機会が得られないという騎手は、機会を見つけてどんどん外に出ていってほしいものと思う。

2008/02/19
重賞予想

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