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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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帯広記念/水沢・金杯/名古屋・新春ペガサスカップ

 ばんえいの年明け重賞第1弾は、3月23日に行われるばんえい記念に向けての重要な一戦、帯広記念。
 ばんえい記念の次に重い重量を曳くレースで、それだけにその重量を克服できるかどうかが予想のポイントになる。ここ3年は基礎重量がやや軽くなっていたが、今年は890キロ。04年の900キロ以来、それに次ぐ重量となった。そして今シーズンの獲得賞金120万円につき10キロ増量という別定で、ハンデ差は10キロしかつかなかった。
 この重さになれば、やはりトモエパワーの出番だろう。昨年に続く連覇を狙う。
 相手にはシンエイキンカイ。しばらく勝ちきれないレースが続いていたが、10月のオープン戦で17カ月半ぶりの勝利を挙げると、12月にもオープン戦を制した。昨年のばんえい記念でもじわじわと差を詰めミサイルテンリュウを差し切っているだけに、馬場は重ければ重いほどいい。
 ミサイルテンリュウは3番手評価だが、仮に一昨年のような早い馬場になればこの馬が本命に浮上する。ただ週間予報ではずっと晴れのようだが。
 勝てない帯広で前走見せ場をつくったアンローズ、有力馬たちより10キロ軽い基礎重量の890キロで出走できるスーパークリントンも連下なら。
 ◎トモエパワー
 ○シンエイキンカイ
 ▲ミサイルテンリュウ
 △アンローズ
 △スーパークリントン
------------------------
 水沢では3歳馬による重賞・金杯。
 南部駒賞で期待されたジェベルロバーツが11着と大敗し、その南部駒賞を人気薄で制したトーホウノゾミは全日本2歳優駿JpnI(9着)遠征帰りと、実績馬がかならずしも順調ではなく、難解な一戦となりそうだ。
 ここは前走寒菊賞を制して好調のシュロから狙ってみたい。好位からの差しという危なげのないレースぶりに加え、デビューから一度も掲示板を外さない安定した成績。前々走の南部駒賞でも勝ち馬からそれほど離されない4着と好走している。
 抜けた馬がいないメンバー構成なら、やはり北海道からの移籍組も狙い目だろう。リュウノラムタラは移籍後2連勝で2歳A1を制した(同着優勝)。モエレハナオーも同じく移籍後2連勝で可能性は十分。
 実績馬、トーホウノゾミ、ジェベルロバーツももちろん見限れない。
 ◎シュロ
 ○リュウノラムタラ
 ▲トーホウノゾミ
 △モエレハナオー
 △ジェベルロバーツ
------------------------
 こちらも明け3歳馬による名古屋の重賞、新春ペガサスカップ。笠松から2頭が遠征してきた。
 ここも難解なメンバー構成。2歳時に重賞タイトルがあるのはイーストミーだけで、そのイーストミーにしても初勝利が重賞勝ちで、前走でようやくJRA認定レースを勝ったという成績で、抜けた存在ではない。
 ならば重賞初挑戦だが、笠松から遠征してきたケイゾクを狙ってみたい。通算5戦4勝。一度の敗戦は、30日のライデンリーダー記念を制したカキツバタフェローが相手でのもの。名古屋で逃げ切った経験もあり、ここでも一気の逃げ切りを期待したい。
 同じく笠松のワイエスクリスティは、中央遠征こそ惨敗だったが、そこまでは3連勝と力をつけている。
 ゴールドウイング賞の覇者イーストミーももちろんここを勝ってもおかしくない存在。デビューから3戦1勝、2着2回のノゾミカイザーもイーストミーのクビ差2着があり、今後に期待の存在。
 ◎ケイゾク
 ○ワイエスクリスティ
 ▲イーストミー
 △ノゾミカイザー

2008/01/01
重賞予想

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