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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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名古屋・東海桜花賞

 東海桜花賞というと、中京の芝2000メートルで行われていたころが懐かしい。
 芝で行われた最後は95年で、勝ったトミシノポルンガは前年からの連覇だった。その前年の94年には、東海桜花賞を制したあと、同じコース、同じ距離で行われるJRAのテレビ愛知オープンに出走。東海桜花賞の勝ちタイムが2分03秒4だったので、中央勢が相手でこの持ちタイムでは厳しいかとも思われたが、中団から鮮やかな差し切り勝ち。勝ちタイムは1分59秒7というもので、一気に4秒近くもタイムを縮めての快勝だった。
 トミシノポルンガは、当時水沢で行われていたダービーグランプリなども制したが、中央との交流の窓口がようやく開かれ始めた当時としては、むしろ芝での活躍のほうが印象的。宝塚記念などにも挑戦したが(10着)、現在のようなレース体系だったらコスモバルクのような活躍をしていたのではないかと思われる。
 さて、現在はかきつばた記念トライアルとして1400メートルで行われるようになったこのレース。今回は他地区からの遠征が、冬季に東海地区に出張していた金沢のホワイトサイクロン、マヤノジャハーンしかないというのはちょっと寂しい。
 で、本命は実績的にもキングスゾーンで不動だろう。前々走のダイオライト記念JpnIIこそ距離が長く9着だったが、2000メートルの佐賀記念JpnIII、1400メートルのJpnIIIはともに地方最先着の3着だった。ここは通過点として、どこかでダートのJpnIIIくらいはタイトルをとってほしいところ。
 相手は一長一短で難しい。抜けた馬が1頭いるときは、その馬を負かしにいけば惨敗もあるし、伏兵でも着狙いに徹っすれば漁夫の利もある。こういうときは馬券も狙いにくい。
 どの馬がどんな勝負に出るかはさすがにわからないので、普通に実力を評価すれば、名古屋大賞典JpnIIIでそれほど差のない7着のマサアンビション、前走春分特別で1、2着のマイネフォクシー、マヤノモーリスあたりということになるだろう。大晦日の尾張名古屋杯を制し、A2を連勝しているコスモスパーブまで押さえるが、キングスゾーンからだとオッズ的には狙いを絞らなければならないだろう。
 ◎キングスゾーン
 ○マサアンビション
 ▲マイネフォクシー
 △マヤノモーリス
 △コスモスパーブ

2007/04/10
重賞予想

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