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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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帰ってきた「今月のヤキソバ」 水沢編

 岩手競馬の今シーズン開幕となった7日、水沢競馬場で9日まで行われる全国競馬実況アナウンサーサミットにお声がけいただいたので参加した。もちろんぼくはしゃべるわけではなく、予想イベントでご協力しただけだが。
 で、本題はやっぱりヤキソバ。
 水沢競馬場はダートグレードが行われなくなってからなかなか行く機会がなくなってしまい、たしか2年近くぶりの訪問。そういえばここでヤキソバを食べたという記憶もあまりない。
 で、最初にお断りしておくと、今回はちょっとイマイチだったため競馬場内のどこの売店で食べたかは伏せておくことにする。
 まずコレ。
mizu-yaki1.JPG
 350円を払って、このパックを渡されたときに「ありゃりゃ」と思った。
 紅しょうがはともかく、豚肉、キャベツ、ニンジンなどの具が、麺とは別に調理され、盛り付けられている。一見、体裁はいいようだが、まずこれはヤキソバのダメなパターン。ヤキソバは、肉や野菜を一緒に炒め、旨みが渾然一体となってこそ。しかもダシが効いているわけでもなく、ただ味が薄いだけ。こう言っちゃなんだが、食べなきゃよかったレベル。
 せっかくヤキソバを食べたのにこれでは納得がいかないので、別のお店に突撃。今度はパックに入ったつくり置きではなく、注文してからちゃんと作ってくれそうなところを選んでみた。
 で、出てきたのがコレ。
mizu-yaki2.JPG
 パック売りと同じく350円。できたてをちゃんとお皿で出してくれるなら400円か500円くらいでもよさそうだが、地方競馬にはありがちな、全店同じ商品は同じ値段、という原則を厳守しているのだろう。
 作りたてで、ちゃんと具を一緒に炒めている上に、青海苔もかかっているのはいい感じ。が、しかし。ちょっと平べったい麺はさっきの店のと明らかに同じだし、ダシの効いてない薄味なのも大差ない。
 濃い目のソースをかけて食べたいところだが、テーブルにはソースが見当たらない。端っこの棚の上にブルドックとんかつソースを発見したのは、ほとんど食べ終わりかけたころだった。
 どうやら東北北海道はヤキソバ不毛の地であるらしい。競馬場に限ったことではあるのだが、東北北海道の競馬場で、コレといったヤキソバに当たったためしがない。
 本来ならイマイチなヤキソバは紹介しないのだが、たかがヤキソバを食べるのでも、こんな苦労もしてるんですよ、ということで今回は紹介してみた。
 そういえば、地方競馬だけでなく、札幌や函館や福島でもヤキソバの記憶がない。というわけで、競馬場でヤキソバを食べるなら、関東以西ってことで。

2007/04/08
遠征記

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