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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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なるか、岩手勢初のダービーグランプリ制覇

 さて、ダービーグランプリだ。
 岩手からは何年かおきに全国区での活躍馬が出てくるが、不思議なことに96年に中央との交流となって以降、このダービーグランプリでは地元岩手勢からは連対馬が1頭も出ていない。00年にトニージェント、01年にバンケーティングが3着に入っているのみだ。
 ここ10年の岩手の活躍馬といえばメイセイオペラとトーホウエンペラーだ。
 メイセイオペラはダービーグランプリ10着だったが、命の危険さえもあった頭蓋骨骨折から復帰したばかりで、出走できたことだけでも奇跡的だった。トーホウエンペラーはといえば、こちらはデビューしたのがダービーグランプリはとうに終わった3歳の大晦日だった。
 そして、地元岩手勢が活躍していないばかりでなく地方勢全体が苦戦していて、中央勢がほぼ上位を独占し続けている。中央との交流以降、地方馬の勝利はなく、2着に97年のフドオー(船橋)と、00年のミツアキサイレンスが入っているのみだ。
 ジャパンダートダービー(大井)で上位入線した南関東勢の遠征が少ないのは、この時期は地元のレースに専念することが多く、いくら秋の3歳ダート王決定戦とはいえ、スケジュール的に遠征は難しいのだろう。
 昨年はジャパンダートダービー2着のメイプルエイト(船橋)がダービーグランプリに遠征し、期待されたもののレース直前で出走取消となったのはなんとも残念だった。
 そんな中、岩手勢、というより地方勢初勝利の期待がかかるのが、オウシュウクラウンだ。ジャパンダートダービーは直線鋭い伸びを見せ、地方馬最先着となる3着に食い込んだ。舞台が地元の盛岡コースとなれば、負けるわけにはいかない。
 もう1頭の注目馬はナイキアースワーク。ジャパンダートダービーは1番人気ながら4着に敗れたが、道中後方の位置取りから直線だけで4着まで押し上げた。
 勝つのは、このどちらかだと思う。
 ただ、この2頭での決着はないような気もする。これといった根拠はないのだが。
 連下には、いずれも前走1000万クラスのダートを勝ってここに臨むマンオブパーサーとシルクウィザード。ジャパンダートダービー2着のバンブーエールは、展開に恵まれた感じで、今回は押さえまで。
 ◎オウシュウクラウン
 ○ナイキアースワーク
 ▲マンオブパーサー
 △バンブーエール
 △シルクウィザード

2006/09/16
重賞予想

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