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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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MRO金賞は名古屋のマコトタイセイから

 今年で第50回と歴史を刻んできたMRO金賞だが、近年さまざまに競走条件を変えてきた。99年からは、3歳馬によるJRA菊花賞のステップ競走代表馬選定レースとして定着している。当初は東海・北陸地区の交流だったが、兵庫や福山にサラブレッドが導入されたのにともない、近畿地区、中国地区へと交流の範囲を広げてきた。
 JRA朝日杯フューチュリティステークスのステップとなる兼六園ジュニアカップでは笠松所属馬が過去7年で4勝と活躍しているのに対し、このMRO金賞は笠松勢との相性が悪く1勝もしていない。地元金沢勢が4勝と優位に立っている。
 ところで、たびたびこの「MRO」とは何だ?というのが話題になるのだが、地元の人たちにとっては何のことはない、北陸放送の愛称らしい。多くの地元新聞では、「MROテレビ」「MROラジオ」と表記されているのだそうだ。
 さて、そのMRO金賞だが、今年は笠松、名古屋、兵庫から各2頭と遠征馬が揃い、地元金沢勢は5頭が出走する。
 まず地元勢では、マトリックスが実績上位。無敵のセンパツトモ不在のここは、ぜひとも重賞タイトルを獲っておきたいところ。
 コーワティアラは、北日本新聞杯は6着だったものの、その後は5戦して4勝。1度の敗戦はマトリックスの2着というもので、成長ぶりが目立つ1頭。
 新興勢力では、今年4月にデビューし4戦負けなしのチヨノドラゴンや、前走中央との条件交流では4着に敗れたものの、地元最先着のウエスタンサニーに可能性がある。
 遠征勢では、メンバー中唯一の重賞勝ち馬、笠松のオクトパス、兵庫ダービー4着のクラウンボーイ、中央から名古屋に移籍して2連勝のマコトタイセイあたりが有力。
 抜けた実績馬がいない代わりに、各地からそこそこの馬が出走してきて比較が難しいが、ここは未知の魅力も含めてマコトタイセイから狙ってみたい。名古屋転入緒戦のアジサイ特別では、東海ダービー3着のホウライカップや、オクトパスと勝ったり負けたりのマウタンを相手に堂々1番人気で勝利を収めている。この相手関係を見れば、重賞で通用しても不思議はない。
 マコトタイセイからの流しで、相手は地元期待のマトリックス、笠松のオクトパス、兵庫のクラウンボーイ、地元のコーワティアラ、チヨノドラゴンまで。
 人気が読めないので難しいが、もしマコトタイセイが人気を集めるようなら印上位に絞る。
 ◎マコトタイセイ
 ○マトリックス
 ▲オクトパス
 △クラウンボーイ
 △コーワティアラ
 △チヨノドラゴン

2006/07/24
重賞予想

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