NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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ミスズグランドオーは、明けて8歳ながら、高知に移籍してまだ底を見せていない。園田チャレンジカップでは直線完全に抜け出したものの、直線一気のロレンツォにとらえられたが、これは展開を考えれば相手を褒めるべき。金沢スプリントカップは直線だけで7馬身突き放して圧勝。笠松グランプリで接戦の2着(同着)も相手を考えれば負けて強し。佐賀のゴールドスプリントも直線突き放しての圧勝だった。今回、先行争いになりそうな馬が何頭かいて、そのうしろに控えて行けるような展開も有利になりそう。
相手には、前述園田チャレンジカップでミスズグランドオーを差し切ったロレンツォ。前走大高坂賞でも直線外から追い込んだが、早め先頭のオタマジャクシをとらえきれず。ここしばらく雨が降らずパサパサ良馬場の高知で末脚勝負は、ちょっと厳しいかもしれない。ただ前述のとおり前が競り合ってのハイペースで、前とうしろがごっそり入れ替わるような決着になればチャンスはある。
先行争いで展開微妙なのがポリゴンウェイヴ。兵庫ゴールドカップはハナを主張して押し切ったが、今回は外枠に入って、内にはベラジオゼロ、ロードレイラインという逃げる可能性のある馬たち。ただハイペースになっても粘り切るだけのスタミナはある。
オメガレインボーは、近走の着順は冴えないが、一線級との対戦を続けてここは相手が楽になった。ロレンツォ同様、前が速くなって末脚を生かせれば。
ウインザナドゥは重賞初挑戦だが、まだ底を見せておらず、1400メートル良馬場1分30秒台の持ちタイムなら、重賞でも通用する可能性はある。
◎3ミスズグランドオー
◯4ロレンツォ
▲9ポリゴンウェイヴ
△12オメガレインボー
△7ウインザナドゥ
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昨年、さきたま杯JpnI・2着、オーバルスプリントJpnIII・3着と、ダートグレードで善戦しているムエックスが遠征してきた。船橋所属となって以降、3着以内を外したのは1800メートルのブリリアントカップ(8着)だけで、1400〜1600メートルなら不安はない。他地区へ初遠征となった昨年5月のオグリキャップ記念も勝っているだけに、遠征も問題なさそう。能力面で頭ひとつ抜けているのは間違いなく、あとは名古屋コースが合うかどうかだけ。
相手筆頭は、地元名古屋のメイショウタイセツ。中央未勝利から転入して順調に勝ち上がり、重賞では勝ち切れないレースが続いたが、2走前の準重賞・弥富記念を4馬身差で圧勝し、前走名古屋記念も2着に4馬身差をつけて重賞初勝利。ここ2戦での充実ぶりがうかがえる。対抗評価ではあるが、地の利を考えればこの馬の頭でも狙ってみたい。
ケイズレーヴは2歳から3歳初戦のゴールドジュニアまでは重賞で勝ち切れないレースが続いたが、その後ひと皮むけたか重賞5勝。兵庫チャンピオンシップJpnIIでは地方馬最先着の5着、年末の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでも古馬相手に勝ち馬から0秒7差の5着なら評価できる内容。成長次第ではダートグレードも狙える器だ。
中央オープンから大井に移籍したベルダーイメルは、大井初戦の準重賞で2着だが、勝ち馬とは5馬身差。馬券圏内は狙えそう。
名古屋で重賞好走のマンノライトニング、中央から川崎に移籍して2戦3着のパラレルヴィジョンらは連下争いまで。
◎7ムエックス
◯8メイショウタイセツ
▲11ケイズレーヴ
△12ベルダーイメル
△1マンノライトニング
△2パラレルヴィジョン
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高知から2頭の遠征があるとはいえ、ともに重賞実績があるわけではなく、となると昨年佐賀の2歳重賞完全制覇となったサキドリトッケンが断然といえそう。しかしながら常に中団から直線差し切りというレースぶりは、強いといえば強いが、ノーマークでマイペースで逃げた馬がいたときにとらえきれず、という可能性はないだろうか。と考えたときに、カペラ賞、フォーマルハウト賞でともにサキドリトッケンの3着だったハクアイドゥマンは、門別時代も含めて初めて逃げた前走アルデバラン特別では、ミッジーチャンプにゴール前でわずかに交わされたとはいえ、門別で重賞出走経験のあったカイリクイーンを3着にしりぞけた。ここまで12戦して3着以内を外したのは2回だけという堅実な成績。あっと言わせる場面はあるかもしれない。
あっと言わせるといえば高知からの遠征馬。高知での成績は目立たずとも、佐賀で激走というパターンはこれまで幾度も見てきた。ピースドライブは1600メートルの土佐寒蘭特別を4コーナー6番手から差し切った。サキドリトッケンのさらにうしろから末脚発揮という可能性はありそう。
前述カイリクイーンは門別で牝馬重賞を3戦して5着が最高という成績ではあったものの、佐賀2戦目での上積みがあればここでも上位争い。
門別から転入して佐賀で2勝のロトピリナ、フォーマルハウト賞で地元馬ではサキドリトッケン、ハクアイドゥマンに次いで3番目(6着)の入線だったダイメイアイらも連下候補。
◎8ハクアイドゥマン
◯10サキドリトッケン
▲5ピースドライブ
△7カイリクイーン
△9ロトピリナ
△11ダイメイアイ
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今回の出走馬中8頭が出走していた12月24日の2歳牝馬特別を制したのがゴーゴーツヨシ。820メートル戦で3連勝していたバイシュウにベラジオレジーナが競りかけてのハイペースで、中団うしろから勝負どころで抜群の手応えでまくっていって、直線も余裕の手応えで抜け出した。勝ちタイム1分31秒9という好タイムは不良馬場にハイペースもあってのことだが、それにしてもレースぶりが圧巻だった。引き続き牝馬同士なら最有力といえそう。
その特別戦で1番人気に支持されるも見せ場をつくれず10着だったのがエルフィダンス。船橋で3戦1勝、2着2回という成績での転入初戦だった。船橋3戦目の特別戦では4コーナー先頭に立って直線を向いて2着。1馬身半差をつけて差し切ったコスモギガンティアは続く全日本2歳優駿JpnIで5着。さらに年明け、中央芝のジュニアカップでもコンマ2秒差の5着に好走している。南関東での実績から、見限るにはまだ早い。
同じくその2歳牝馬特別で勝負どころからゴーゴーツヨシを追いかけ、3馬身差はつけられたものの2着だったのがクリスタルピット。上がり3ハロンはゴーゴーツヨシと同タイム。位置取りと仕掛けのタイミング次第では好勝負も。
ベラジオレジーナは、前述のとおりバイシュウのハイペースをぴたりと追走して4着に踏ん張った。厳しい流れを経験しての上積みに期待だ。
同じく2歳牝馬特別で3着だったのがジューンキートス。4コーナーではほとんど最後方の位置からメンバー中、最速唯一の39秒台で追い込み、2着クリスタルピットに1馬身半差まで迫った。引き続き小谷哲平騎手が鞍上だが、今回は重賞ゆえ、そのときあった2kg減が同斤量となってどうか。
唯一名古屋から遠征のクィーンズジョリーは、門別で重賞を戦った経験があるだけに侮れない。
◎12ゴーゴーツヨシ
◯6エルフィダンス
▲9クリスタルピット
△3ベラジオレジーナ
△4ジューンキートス
△8クィーンズジョリー
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ナムラタタは6歳の昨年夏、摂津盃で重賞初勝利。その後も重賞を3戦して2着が2回。前走新春賞はラッキードリームが逃げ切ったが、ナムラタタは4コーナー8番手から直線大外を豪快に追い込み、1馬身1/4差まで迫った。その脚質から展開に左右される面は否めないが、昨年夏以降のレースぶりから今が充実期といえそう。
昨年9月、今回と同じ舞台のオータムカップで後方から豪快なまくりを決め、直線抜け出したのがサンライズホープ。ナムラタタを1馬身差でしりぞけ、兵庫移籍後の重賞初制覇。鞍上の新庄海誠騎手にとっても重賞初制覇となった。ただ今回はそれ以来4カ月の実戦で、年が明けて9歳。そのときほどのパフォーマンスが発揮できる状態にあるかどうか。
ゴールドギアは、昨年10歳ながら転入2戦目のレジェンドハンター記念を制し、東海ゴールドカップでは直線先頭に立ったヒストリーメイカーに半馬身差まで詰め寄って2着。負けて強しといえる内容だった。笠松1900メートルのレジェンドハンター記念の勝ちタイムが2分4秒6で、サンライズホープのオータムカップと同じ良馬場で、その勝ちタイムより2秒5も速かった。馬場差はあるだろうが、ここ2戦のレースぶりからは、明けて11歳での重賞制覇もありそう。
スペシャルトークは、ここまで重賞では掲示板に届かずという成績だが、前走笠松1900メートルのA2特別(オッズパーク2025ファイナル)を大差で圧勝。その勝ちタイム2分4秒7は、前述レジェンドハンター記念の勝ちタイムとの差はコンマ1秒。あっと言わせる場面もあるかもしれない。
昨年のこのレース2着だったのがブラックバトラー。その後、重賞では鳥栖大賞の5着が最高だが、そのとき3着だったゴールドギアとアタマ+半馬身差。能力的に差はない。
◎3ナムラタタ
◯1サンライズホープ
▲5ゴールドギア
△6スペシャルトーク
△8ブラックバトラー
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