NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
5月31日に佐賀で始まったダービーシリーズもいよいよ最終戦。北斗盃で6着と惨敗したアベニンドリームが巻き返すと見る。その北斗盃はシンボとの先行争いがオーバーペースとなって直線失速。しかし続く前走古馬との1800メートル戦では軽く気合をつけられただけで楽勝。タイムは遅かったものの、乾いた良馬場でシーズン当初よりタフな馬場になっており、タイム自体はあまり気にしなくてもいいだろう。距離延長もおそらく問題なく、慣れた外回りコースなら能力を発揮できると見る。
北斗盃を制したレッドカードは3歳になって成長を見せた。年末から年明けにかけては北海道所属のまま川崎に遠征し、入着までだったものの、のちに羽田盃を制したゴールドホイヤーなど強敵相手に揉まれたことが経験となった。1700メートルのブロッサムカップでも2着と好走していただけに、この距離でも対応できる。
アッカレッツァーレは、北斗盃では1頭だけポツンと離れた最後方を追走し、前崩れの展開となって直線追い込み2着と好走。距離延長はプラスと思われ、展開次第では再度上位食い込みの可能性も。
シンボは、北斗盃でアベニンドリームにハナを譲らず、結果的に直線で失速することになったが、それでも3着に踏ん張った。その粘りはこの距離で生きるだろう。
カツゲキダイオウは2歳8月にフレッシュチャレンジを勝ったのみだが、その後もすべて4着以内と崩れることがない。前走エゾタンポポ特別ではアッカレッツァーレに先着した。
北斗盃4着のライトロングも展開次第で上位を狙えそう。
◎8アベニンドリーム
○6レッドカード
▲10アッカレッツァーレ
△2シンボ
△12カツゲキダイオウ
△9ライトロング
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