過去5年、4歳馬で勝ったのは2014年のオレノココロと2016年のセンゴクエース。要するにそのレベルでないと、この時期の4歳馬がひとつ上の5歳馬を負かすのは難しいということか。それにしても4歳でトップハンデ790キロで圧勝したセンゴクエースは別格だ。
負担重量の差はあるものの、古馬一線級と互角のレースをしているのがメジロゴーリキとゴールデンフウジン。
ここでメジロゴーリキに対して10キロもらったゴールデンフウジンは俄然有利。1月13日の睦月特別では5キロ差で同タイムの決着だったのが、今回は10キロ差。ナナカマド賞以来の重賞タイトルに期待だ。メヂカラ回避による繰上りでの出走という運もある。
重量差があったとはいえオレノココロを完封してチャンピオンカップを勝ったメジロゴーリキにも勢いがある。今後、古馬戦線でも中心的存在になりそう。
チャンピオンカップで3着と健闘したマツカゼウンカイは、トップハンデ790キロで◎○にどこまで対抗できるか。
4歳馬では、760キロのキタノユウジロウ、750キロのコウシュハレガシーが重量差を生かして上位争いに食い込めるかどうか。
セン馬4歳でもトップハンデとなったアアモンドグンシンだが、チャンピオンカップ(6着)では、◎○より重い810キロだったことを考えれば、上位浮上もありそう。
◎4ゴールデンフウジン
○1メジロゴーリキ
▲10マツカゼウンカイ
△5キタノユウジロウ
△3コウシュハレガシー
△6アアモンドグンシン
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断然の注目になるはずだったグレイトパールは最初から回避予定だったのだろうか。おまけにスーパージェットも回避となって、地元佐賀4頭に兵庫3頭の7頭立ては、なんとも寂しい。
となれば、エイシンニシパの連覇となりそうだ。昨年のこのレースを勝ったあと、勝ち星こそ新春賞のひとつだけだが、2着は5回もあり、負かされた相手はカツゲキキトキト、タガノゴールド、マイタイザンなど全国レベルでも通用する馬たち。強敵不在のここは負けられない一戦だ。
相手も兵庫から遠征のトウシンイーグル。中央オープンから移籍し、勝ち星こそないもののA1特別では2着2回。エイシンニシパと真っ向勝負となると難しそうだが、自身の能力を発揮すれば連下筆頭。
地元勢ではスーパーノヴァが食い下がれるか。九州大賞典を5番人気で制したが、トウシンイーグルが出走(3着)していた金沢の北國王冠で7着だったということでもあまり強気にはなれない。地の利を生かして一発あるかどうか。
フォークローバーは佐賀転入後、準重賞で3勝を挙げているものの、いずれも1400メートル戦。この距離でどうか。
中央オープンから川崎を経て兵庫に移籍したヨヨギマックだが、園田での2戦の内容からして3着争いに加われるかどうか。
◎5エイシンニシパ
○3トウシンイーグル
▲7スーパーノヴァ
△2フォークローバー
△1ヨヨギマック
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