NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
当初9月13日に予定されていたレースだが、それが地震の翌週だったためここまで延期されてしまった。おそらくその影響もあっての少頭数7頭立て。
エムオータイショウは、ここまで1200メートル戦のみを使われて4戦3勝、2着1回。前走サッポロクラシックカップでは、エーデルワイス賞JpnIIIで5着だったスティールティアラに5馬身差をつける圧勝で、1分11秒6というタイムも抜群。直接対決で勝負付の済んでいる馬も何頭かいて、引き続き1200メートルなら負けようがない感じ。
レコードチェイサーは中央芝のすずらん賞でも5着と好走し、エーデルワイス賞JpnIIIでは6着。勝ち星からは遠ざかっているが、力はつけている。
キスミーローズは8月のデビューから2連勝で、エーデルワイス賞JpnIIIは9着。キャリアの浅さゆえの上積みを考えれば、レコードチェイサーに対しては逆転も可能。
グリードパルフェは、エムオータイショウと対戦したウィナーズチャレンジは4着で、ルマーカーブル(3着)にも先着を許した。しかしながらスタートでダッシュがつかず最後方からとなって、しかし直線はしっかり伸びた。さらに前走サッポロクラシックカップもスタートでダッシュがつかず最後方からとなって直線で盛り返している。前半もう少し前についていければ上位に食い込む可能性は十分に考えられる。
ルマーカーブルは川崎に遠征した鎌倉記念で、気合をつけて好位を追走するも3コーナーからずるずると後退。その反動が気になるところ。
◎6エムオータイショウ
○5レコードチェイサー
▲1キスミーローズ
△2グリードパルフェ
△7ルマーカーブル
イノセントカップの出走表はこちら