昨年から笠松グランプリ・トライアルの全国交流として復活したこのレース。メンバーがえらい豪華だ。昨年は逃げ粘るトウケイタイガーをカツゲキキトキトがとらえたという結果。今年も浦和から2頭、北海道、金沢から各1頭が遠征。兵庫のセンペンバンカは上位の印をつけようと思っていたのだが出走取消は残念。
浦和のウェイトアンドシーの実力が一枚抜けている。中央1000万条件から浦和・小久保智厩舎に移籍後、条件クラスから重賞まで7戦5勝。5着に負けた京成盃グランドマイラーズは、勝ったキングガンズラングがマイル前後の路線で連戦連勝という実力で、プラチナカップはキタサンミカヅキの2着なら仕方ない。なるほど南関東では1400メートルの重賞が、次は12月24日の浦和・ゴールドカップ。であればここから笠松グランプリ(11月24日)を使ってというローテーションは都合がいい。
そして相手も小久保厩舎からサトノタイガー。もう3年も勝ち星から遠ざかっているが、10歳でもまだまだ元気だ。習志野きらっとスプリントでは、勝ったアピアから4馬身ほどの差で5着。以前に小久保調教師にうかがっていたのだが、オーバルスプリントJpnIIIの結果次第ではJBCスプリントJpnI挑戦の可能性もあったほど。さすがに9着に負けたが、勝ち馬からは1.1秒差。このメンバーに入れば上位争いは必至だ。
中央時代は1400メートル以上で勝ち星を挙げていた北海道のサトノプリンシパル、元中央オープンで金沢から遠征のナガラオリオンらも勝負になる。
地元勢では、今年2月に梅見月杯を制しているポルタディソーニ、前走オパールオープン圧勝のメモリートニックらに出番があるかどうか。
◎8ウェイトアンドシー
○2サトノタイガー
▲6サトノプリンシパル
△7ナガラオリオン
△9ポルタディソーニ
△10メモリートニック
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