フセノピュアは、デビューからの2戦とも後続を寄せ付けずの逃げ切りで、特に前走JRA認定のアッパートライは直線半ばから追うのをやめての楽勝だった。その1400メートルの勝ちタイム1分30秒4は、今回のメンバーでは園田プリンセスカップを勝ったときのリリコに次ぐ速いタイム。まだ底を見せていないという現状でもあり、期待できそう。
園田プリンセスカップで7番人気ながら勝利となったのがリリコ。この馬もこれで4戦3勝、2着1回と、まだまだ成長が見込めそう。
アヴニールレーヴは、園田プリンセスカップで10着と大敗したが、2番手をとったものの向正面から徐々に後退してまったく能力を発揮できなかった。水の浮く不良馬場で走る気をなくしてしまった可能性はあり、ここは見直す必要がある。
前走アヴニールレーヴの2着だったテツ、園田プリンセスカップ4着だったムーンコムレードらは、よほど力をつけていない限り連下争いまで。
◎12フセノピュア
○8リリコ
▲9アヴニールレーヴ
△11テツ
△4ムーンコムレード
兵庫若駒賞の出走表はこちら
東海ダービーでまさかの2着に敗れたサムライドライブだが、復帰戦となった秋の鞍(名古屋)であらためて能力の違いを見せた。そして今回は初めて名古屋を出てのレースで、サムライドライブにとっては初めて異なる環境での競馬となる。そこがどうか。
そしてサムライドライブには、ほかにいくつかの不安もなくはないので、本命はクリノヒビキとしてみた。園田オータムトロフィーは先行勢の直後に控えて計ったように差し切り勝ち。ここにきての充実ぶりがうかがえる。
園田オータムトロフィーで2着だったオータムヘイローも能力的に差はなさそう。ここまで3頭の勝負と見る。
地元笠松勢では、秋の鞍で接戦の2着争いとなって4着だったユーセイスラッガー、中央未勝利から転入してそれぞれ連勝中のアリイタヤス、エマブルームに食い込む余地があるかどうか。
◎1クリノヒビキ
○4サムライドライブ
▲7オータムヘイロー
△6ユーセイスラッガー
△2アリイタヤス
△3エマブルーム
岐阜金賞の出走表はこちら