転入後7連勝のあと1番人気で高知県知事賞に臨んだイッツガナハプンだったが、リワードレブロンの距離適性に屈して2着。しかしその後年明けのB-1特別は5馬身差の圧勝。今回1600メートル戦ならあらためての期待だ。
黒潮スプリンターズカップが2番手から抜け出してのまさに快勝だったのがカッサイ。中央時代から短距離を中心に使われているが、マイル戦でも高知では6戦して2勝、3着3回。ここも力を発揮できる舞台だ。
ディアマルコは牝馬同士のベラトリックス特別は5馬身差の圧勝と能力の違いを見せたが、牡馬との古馬重賞は今回が初めて。このメンバー相手にどこまでやれるか。
ヴィンテージイヤーは、名古屋から転入後A級の下位条件で2勝、3着1回。名古屋ではA2特別で2着があるという実績からここでも通用する可能性はある。
昨年のこのレースで2着だったサクセスコードだが、その後はA-1特別となるとやや苦戦。今回も連下争いまで。
昨年末、高知県知事賞2勝目を挙げたリワードレブロンだが、さすがにこの距離は難しそう。とはいえ実績は間違いなく上位なだけに無印というわけにもいかない。
◎5イッツガナハプン
◯3カッサイ
▲9ディアマルコ
△8ヴィンテージイヤー
△2サクセスコード
△1リワードレブロン
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佐賀若駒賞圧勝のハクユウロゼは18日のJRA小倉・かささぎ賞に遠征、花吹雪賞を勝ったオヒナサマも不在となって、牝馬限定戦の花吹雪賞よりもメンバーが軽くなった感じの飛燕賞。
ならば中心は2歳時にトップクラスを相手に上位争いを演じていたロトスキャンダル。天山賞5着以来3カ月半ぶりだが、それなりに成長していればこのメンバーでは能力上位。
2番手には花吹雪賞3着だったコパノレイミー。大井での賞金で、すでに古馬B級に格付けされており、転入初戦だったB-3組戦は差のある5着だったが、この時期に古馬の中級クラスと対戦したという経験は生きるはず。
アニメートは、やや太めのつくりだった花吹雪賞こそ6着だったが、馬体を絞って出走した前走背振山賞は直線半ばで抜け出して快勝。その前走に引き続いて鮫島克也騎手が鞍上なだけに今回も期待できそう。
ホワイトウィングスは、佐賀若駒賞4着、花吹雪賞5着とまずまずの好走。両レースの上位馬が抜けたメンバーなら、着順を上げる可能性は十分。
佐賀若駒賞で2着のオヒナサマに3/4馬身差3着と迫ったアイディアルレディは、その能力が発揮できればここでもチャンスはありそう。
ダダッコは背振山賞は3着も、佐賀転入後3着以内を外したのは一度だけと、まだ底を見せていない。
◎10ロトスキャンダル
◯4コパノレイミー
▲9アニメート
△12ホワイトウィングス
△3アイディアルレディ
△2ダダッコ
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