NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
青雲賞ではホクショウムゲンがトップハンデの550キロで走るところが見たかったが、出走取消はなんとも残念。前走、9月11日に525キロを負担した時のレースでは、ときにキャンターのように走っていたのはホクショウムゲンと、同じ525キロのジェイワンだけ。特にホクショウムゲンは、まだまだ負担重量にも余裕があるように見えた。一方のジェイワンはやや最後に一杯になった感じで、ゴールドインパクトに差を詰められた。
ホクショウムゲン不在となった青雲賞も同じようなレース。ジェイワンが障害単独先頭で粘り込み、ゴールドインパクトが差を詰めたが2着まで。ただ今回、ジェイワンはゴールドインパクトより10キロ余分に背負うだけに、逆転の可能性はかなりあると見る。
穴っぽいところでは牝馬のシンエイボブ。前走の勝利は2歳A-2という格付けだが、2.1%の馬場水分で1分17秒8というのはなかなかの好タイム。500キロ台の重量で牝馬20キロ減というのはかなり有利で、食い込む余地はあるとみる。
星雲賞3着のゴールデンフウジン、ここ3戦連続連対と好調のメジロゴーリキらも連下までなら。
◎2ホクショウムゲン
◯4ゴールドインパクト
▲6ジェイワン
△5シンエイボブ
△10ゴールデンフウジン
△1メジロゴーリキ
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