NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
7頭立ての少頭数で、地元勢同士ならナムラタイタン断然で興味半減といったところだったが、北海道から昨年の道営記念を制したグランプリブラッドが遠征してきた。
そのグランプリブラッドは、シーズン終了後には船橋の総の国オープンに遠征。直線完全に抜け出していた高知のサクラシャイニーをゴール前で追い詰めたものの、わずかハナ差届かず惜しくも2着だった。今回はそれ以来5カ月ぶりの実戦ということが気になるところだが、サクラシャイニーにはダートグレードでも好走歴があって、南関東のオープン勝ちということからも、グランプリブラッドにはナムラタイタンを負かす力は十分あるのではないかと見る。
もちろん相手はナムラタイタン。昨年のシアンモア記念は脚部不安のため自重したが、ここを勝てば地方同士の重賞7連勝となる。
3番手には、このレース連覇がかかるライズライン。桐花賞、赤松杯ではナムラタイタンに差をつけられたが、今シーズン2戦目でどこまで差を詰められるか。
そのほかでは、昨年秋にはオープン・A級一組で3連勝があって今季初戦を快勝したエアカーネリアン、川崎から遠征のドレミファドンが3着争い。
◎6グランプリブラッド
◯1ナムラタイタン
▲7ライズライン
△4エアカーネリアン
△2ドレミファドン
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