ダノンレジェンドは初めて背負う58キロだが、ここは連覇の可能性が高いと見る。昨年JBCスプリントで2着に負けたがゆえの今回58キロ。勝っていれば59キロを背負うところだった。ダートの短距離路線では定量のJpnIがJBCスプリントしかないため、それを勝ってしまうとその後は斤量に苦しむことになる。それゆえダノンレジェンドは今年JBCスプリントを勝つまで(実際に勝つかどうかはわからないが)、昨年同様、この路線での快進撃が期待できる。
タールタンは好不調の波の周期が大きく、一昨年から昨年にかけてはやや落ち込んでいたが、昨年秋から再び好調期に入ったよう。前走根岸ステークスGIIIでは、その後にフェブラリーステークスGIを制したモーニンに半馬身差と迫った。地方コースは4歳時、条件交流に出走した門別以来だが、根岸ステークスと同じ56キロなら力を発揮しそう。
2歳時には中央に移籍して兵庫ジュニアグランプリJpnIIを制したニシケンモノノフは、その後は芝を使うなどして落ち込んだ時期もあったが、一昨年12月以降はダートのオープンで掲示板を外したのが2走前の師走ステークスだけという安定ぶり。昨年の武蔵野ステークスGIIIでも、ノンコノユメ、モーニンらを相手に差のない4着。その実績ならここでも勝ち負けまで期待できる。
JpnIを勝ったがため斤量との戦いとなっているのがドリームバレンチノ。昨年末の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでは、相手が軽かったこともあってハンデ59.5キロでも惜しい2着だったが、今回はメンバーが揃ってどこまでやれるか。
その兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで無念の出走取消となったラブバレットは、いずれどこかでダートグレードを勝つチャンスはありそうだが、今回はいかにもメンバーが揃った。
サクラシャイニーは、一昨年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで3着という実績があり、その後で負けたのは、果敢に逃げた昨年の黒船賞JpnIII(9着)と、輸送で夏負けがあった習志野きらっとスプリント(4着)だけ。明けて10歳でも衰えはなく、地元の期待がかかる。
◎6ダノンレジェンド
◯2タールタン
▲12ニシケンモノノフ
△10ドリームバレンチノ
△3ラブバレット
△1サクラシャイニー